2024年振り返り&2025年抱負
今年2024年を振り返ると、仕事だけでのなく将来のキャリアに向けて色々動けた一年でした。
年明けから仕事では激動の中、まわりのサポートのおかげで何とか乗り越えられました...
また、そんな中、将来のキャリアに向けて小さな一歩も踏み出すこともでき何を意識して動いていくと良いか見えてきました。
各月どんなことがあったのか振り返りたいと思います。
1月 : 新たな役割を得て気持ち新たに挑戦
本業で自分の納得のいく成果=プロダクトを通じて自分が入社し時点より2倍以上の事業成長を成し遂げることを目標として1年をスタート。
そして1月からマネジメントをするように。
前職でもマネージャーをしてきた。けど、今回はこれまで培ってきたプロダクトマネージャーとしての経験に自信を持ちたく、プレイングに専念することを選択。プレイングをすることに粘ってきてたけど、さすがに組織も大きくなりマネージャーが必要に。
気持ち新たにプレイングマネージャーとして頑張り始めました。
また、担当するプロダクトも1つ増えました。これまで担当してきた既存プロダクトのLTV向上と、新規プロダクトの新規獲得の2つの大きなKPI達成のためやってやる!という気持ちでした。
新規プロダクトは顧客理解に努めたり新規獲得につながる機能の企画、新しいチームとの関係値づくりに邁進してました。
さらに新規プロダクトで、エンタープライズ案件の急な差し込みが発生。今までのプロダクト仕様では実現が難しくアーキテクチャから大掛かりな変更が必要なものでした。また他システムとの外部連携も追加開発が必要でしたが、エンタープライズ案件あるあるの要件が不明瞭なまま、POとしてプロジェクトをスタート。まずは社内の体制づくりや期間も限られている中どこまでならできるかエンジニアメンバーと急ピッチで検討をしてました。
2月〜3月 : 急な組織変化
急遽マネジメント範囲がさらに増える事態になりProductチーム全体をリードする必要性が出てくることに。まだこの時は1,2ヶ月程度の短期的なものになる可能性があったため、大きな意思決定はしないよう事業を止めることなく前に進めることに専念してました。
どっちに転ぶかわからない中、3月末に改めて判断ということで短期的にやり切ろうという思いで進めてました。
既存プロダクトの一部価格変更対応も話は上がりましたがあえて劣後し4月以降の決断に先送り。
新規プロダクトの新規獲得のための企画やエンタープライズ案件のPJに専念。
特にエンタープライズ案件では担当営業の方が離職したり、お客様の担当者も変更と、双方の体制が不安定に。お互い新しい体制で要件整理や課題の洗い出し、役割体制やコミュニケーション方法の見直しなどプロジェクト立て直しに躍起になってました。
一方、社内のエンジニアチームはこのような不安定な中でもどうにか実現できる策がないか前向きに検討してもらいました。「要件が不明瞭で申し訳ない。今から整理することが多分にある状態。最低限の守るべきものは守るから協力してほしい」とお願いし、みんなついてきてくれて本当に感謝でした...
Productチームが不安定になったり、エンタープライズ案件の体制や要件も不明瞭、新規プロダクトの新規獲得につながる企画と悩まされることが多い中、エンタープライズ案件を担当してくれたエンジニアチームはとても心強かったなと。とても大変な案件でしたが、当時彼らとどうするどうする?と頭を捻り解決に向けて日々議論していたときは、緊張感もありつつ当時も今も一番心地良い時間でした!
4月〜5月 : チーム全体をリード&ストレスがピークに
3月末までの短期の予定が長期的に続くことに決まり、自身がしばらProductチーム全体のマネジメントをすることに決定。PdMと既存プロダクトの領域だけでなく、PMMやSE、新規プロダクトの1つのマネジメントもすることに。また価格変更対応も正式に進めたりと自身が中心となって大きめの意思決定もすることに。
またBizのメンバーともより密にコミュニケーションすることとなり、Bizからの相談ごとも多くもらうように。急に意思決定する範囲や頻度が増えました。そしてBiz側の相談ごとは私自身背景を知らないことも多かったり、Bizのメンバーも知らないこともありました。質問したりして可能な限り情報を集め、最も確からしい決断をしてました。
Productチーム全体のマネジメントをはじめ、深く入り込んでいく中で、属人化されて仕組み化できていない課題も色々見えてきました。
新規プロダクトの新規獲得する上で機能を作るよりも、売り方に課題があることも見えてきた時でした。自身の経験の少ない営業時のソリューションを関係者と議論を始めた時でした。
エンタープライズ案件はようやく要件が見えてきたところでした。ただ、まだ細かいケースで要件を決めきれてなかったり、顧客と他システム、弊社の三者の理解で微妙に食い違うことも起こり、まだまだ共通理解に努める必要がある状態でした。
マネジメント範囲が広がったこと、大きめの意思決定をすることになったこと、Bizメンバーとの密なコミュニケーションが増えたことが自身にとって大きな変化を求められかなりストレスでした...
5月はかなり限界で人事に相談したり休み休み仕事をして、なるだけストレスを翌日に持ち込まない、もう無理と思ったら休むようにしました。おかげで何とか立ち続けることができました。
6月 : 変わりたいと決意
立て続けにPdMメンバーが離職することに。理由は様々でした。あの時こうしてたら同じ結果にはならなかったのかなと思うこともあれば、これはどうしようもなかったなと悩みました。ただ、離職することは変えられないので、いかに事業を止めずに前に進めることができるか?に集中するようにしました。
またマネジメント範囲やプレイング領域も広く自身のキャパシティを超えすぎていたため、自身のマネジメントを支援するか形で一時的にサポートに入っていただくことにもなりました。
あとこのような状況下でも何とか立ち続けられるようになりたい、どうにか踏ん張れるように変わりたいと強く思いました。ただ、これまでも一人で何とかしようとしてもうまく続かず変わりきれませんでした。そこで、おすすめのメンタルトレーナー的な方を紹介してもらおうと思い、以前から助けていただいていたみほさんにDM。実はキャリパトというのをやっていることを知り、即申し込み。まずは過去から何を大切にしてきたのか、現場の整理などからスタートしました。変わろうと決意した月でした。
※実際に取り組んだことは体験談として記事にしていただいたものをご参照ください↓
7月〜9月 : 組織の地盤整備&自身のキャリアと向き合い始めた
マネジメントをサポートしていただく方に入っていただき、今の組織は不安定でまずい。みんなで戦略や目指す方向性、課題について対話する時間が必要と言われ確かにまずい、何とかしようとなりました。毎月オフラインであって半日かけて対話するのがいいとアドバイスをもらい場を用意。まずはみんながいまの各プロダクトの課題をどう感じているのか課題感の整理を実施。根本的に足りていないものを共通認識として持つことができました。
また定性的な情報をもとにした議論が中心でした。1〜6月にかけて仕込んできていたデータ基盤も一定整ったため、データ起点で議論を進める運用もスタートしました。
今までフルリモートでほとんど集まらないチームだったりデータ起点での議論でどう変われるか不安だったけど、戦略理解が深まったりデータで語れるようになったのはいい変化でした!
新規プロダクトの営業時のソリューションも一定方向性も決められ、実行への落とし込みをメンバーに推進してもらい自分は支援に。メンバーがあまり得意ではない領域だけど、本人が目指したいキャリア像と照らして越えないといけない壁だったので本人がやり切れるように支援に徹しました。結果的にやり切れて本人ももっとこうしたい、こうなりたいという意志が強くなったのでよかった!
エンタープライズ案件はようやく開発完了。最後の最後でどうしても追加開発が必要な要件が出てきたけど2週間程度でやりきり、無事導入に間に合わせることができた!エンジニアチームの開発力に感謝!
自身のキャリアについては、将来のために戦略的に本業でどんなタグを取りに行くか?を決めようとみほさんと相談してもらいました。自分の自己評価は低いほうで、かつジェネラリストのため自分独自のキャラはあまりないと思っていました。だけど、このままでは自分が何者か他者には伝わらない、自分はこういう人間です!とアピールすることの大切さを学びました。この頃から自分のタグを決めて、それに合わせてXやLinkedInのプロフィールを見直し、タグに合わせた内容に絞ってXで投稿するように変えていきました。
10月〜11月前半 : 各個人に新たな挑戦を
Productチームの各職種(PdM、PMM、SE、Product Analyst)の各メンバーに、新たな挑戦を課すことに挑戦。
PdMはメンバーも少ないから結果的にTryせざるを得ない状況で、より実際のユーザーがどんな状況でどうプロダクトを使っているのか、またその時の課題は何か、より顧客理解を深めて動いてもらう役割を重視。
PMMには注力領域を1つに絞りリソースを一点集中させて短期で解決を図るように。
SEは日々の業務が属人化されていたのでチームとして動けるように仕組み化をしたりKPIも定めなおしたりした。
Product Analystには単にプロダクトの各機能の利用率だけでなくチャーン予測につながる要因分析を依頼。各々が新しい挑戦をするようにしました。
結果としてうまくいったものもあれば、手こずりながらも前に進められているもの、あまりうまくいかず変えられなかったこともありました。
ただ、挑戦したことで一人一人が自ら考え行動できるように変化できたのはよかったです!少し高いハードルに挑戦させ、本人たちがやり切れるように支援することで本人たちの成長を促し組織としてより大きな成果をあげられそうと思いました。
将来のキャリアに向けては変わらずみほさんと隔週で対話。本業がまた慌ただしくなってきたので本業での相談ごとか増えてました。自分でやったこととしてはnoteの記事を作ってみたり、Xでの投稿も量を意識して投稿したりするなど、自分の中で小さく変化を起こせました。
11月後半〜12月 : 来年に向けて戦略、組織を見直し
1月に向けて戦略を見直し。関係者と検討、すり合わせをし方向性を整えていきました。また戦略に合わせて最大限のパフォーマンスを発揮できる新体制の見直しも並行して検討してきました。自分自身もマネジメント範囲を見直し、やること、やらないことを明確にしました。
マネジメント範囲や体制変更に伴い、自身もどうアジャストしていくか色々悩みながら進めてました。短期間ながらもマネジメントもこうしていこうと一定決めてきた中で、再調整するのはそこそこストレスがかかってました。
そのような中、noteの記事投稿、Xの投稿は途中休止してしまいました...まだまだ質より量をこなし、検証結果の振り返りサイクルを早く回す必要があるフェーズ。けど休んで期間が空いてしまい反省...
本業も自身のキャリアに向けてもあまり自分の思うようには進められなかったな1ヶ月でした。
2025年に向けて
この1年を振り返り来年に向けて、以下の3つを成し遂げることを目指します!
本業で2024年12月末時点より2倍の事業成長(既存、新規合わせて)を2025年12月末まで達成する。
適切なKPIを各メンバーに与え月次で振り返り改善を図る。
Xで毎日50件投稿。
Xで気になる方の投稿に毎日10件リプライ。
noteの記事を毎週1記事投稿。
1は、今年に引き続き来年こそ達成を目指します!今年とは違って戦略や体制も大きく変えていくため大きな成長も狙えるはず。成し遂げます!
2は、定量指標を設定しづらい状況でしたがデータ基盤も整い取れるデータも増えたことで、定性と定量で振り返れる状態に。定量指標も定め月次で振り返りより良くしていく運用を実行。個の目標を達成することで組織としての成果も達成、より大きな成果を成し遂げられるはず。しっかり継続して運用します!
3,4は、Xでの自身の立ち位置、タグを明確にしてタメになる情報を自身の経験も添えて届けていきます。タグを仮決めして大量投稿を引き続き継続。毎日しんどくても目標数を達成するまでやりきります!
5は、日々のXでの投稿ネタをもとにしたり、Xでは伝えきれない情報をnoteで記事化をします。日々自分の中で溜め込んできたものを言語化、可視化して届けます!自身のキャリア整理にもなるのでやりきります。
今年は色々気づきのある年、変化の第一歩を踏み出せた年でした。
来年は今年起こした変化から習慣化、型化し自分の血肉とします!その先でまた新たな道に進められるよう邁進し続けます!
来年もよろしくお願いします!