公開から50年『ダーティ・メリー クレイジー・ラリー』伝説の衝撃ラスト田舎カーアクション出演者は日本と縁ピーター・フォンダらしい映画アメリカン・ニュー・シネマ
ダーティ・メリー クレイジー・ラリー
20世紀FOX
アカデミー・ピクチャーズ・カンパニー
ピーター・フォンダ
スーザン・ジョージ
アダム・ローク
ケネス・トビー
ジェームズ・ギャビン
ロディ・マクドウォール
AND
ヴィック・モロー
原作
リチャード・ユネキス
音楽
ジミー・ハスケル
撮影
マイケル・D・マーグリーズ
編集
クリストファー・ホーム
脚本
リー・チャップマン
アントニオ・サンティーン
製作総指揮
スーザン・ハート
製作
ノーマン・T・ハーマン
監督
ジョン・ハフ
ストックカーレースのレーサーのラリーとメカニックのディークは
高級スーパーマーケット支配人の家族を人質に取り、
スーパーマーケットから金を強奪する。
ラリーとディークは67年~68年型の青のシボレー・インパラで逃走するが、
アバズレ女のメリーもついてくる。
郡保安官事務所は当初、検問を敷いていたが、
フランクリンの独断でパトカーによる捜索に切り替える。
ラリーたちは途中、イエローグリーンの69年型ダッジ・チャージャーを盗み、乗り換える。
郡保安官事務所のパトカーの追跡を交わし、逃亡するラリーたち。
フランクリンはヘリコプターで追跡するが燃料切れで不時着する。
万策尽きたフランクリンは偽情報でラリーたちを追い詰めようとするが・・・
衝撃のラストで伝説の映画となったダーティ・メリー クレイジー・ラリー。
エンドロールがじわじわと心に染み入る。
サンテレビの深夜によく放送されていた。
名画座に早く着くとラストがわかってしまう。
ロディ・マクドウォールが出演。
ロディ・マクドウォールは『史上最大の作戦』の時はイケメンに見えたが、
徐々に顔が崩壊、悪役、ヨゴレ役が似合う顔になってしまう。
ジョン・ランディス監督の映画撮影中の事故で死んだヴィック・モロー出演。
ヴィック・モローは『コンバット!』で栄光を掴む。
しかし、その後は低予算映画、テレビ映画、悪役が中心になってしまう。
あんまり悪いことする顔に見えないヴィック・モロー。
東映の『宇宙からのメッセージ』に主演。
ジョン・ランディス監督の映画撮影中の事故で死ななかったら、もう少し現代の人もヴィック・モローのことを覚えていたかもしれない。
日本テレビ『カメラが捉えた!決定的瞬間』
では
ジョン・ランディス監督の映画撮影中の事故
の
映像、
ヴィック・モローと子役2人が落ちてきたヘリコプターに人体を破壊される映像を放送していた。
ヴィック・モローと子役2人がヘリコプターに人体を破壊される映像は日本テレビ『カメラが捉えた!決定的瞬間』の十八番で、何度もやっていた。
日本テレビ『カメラが捉えた!決定的瞬間』
では
九十九里浜でバス・スルー・スタントと爆破を成功させたカースタントマン、
その後、再びバス・スルー・スタントに挑戦するもバス・スルー・スタント失敗で頭が潰れたカースタントマンの首無し死体と父親が死んで泣き叫ぶ妻と息子、
サーキットで多重衝突事故、焼死するレーサー、
暗黒舞踏の山海塾がシアトルでパフォーマンスもロープが切れビルの6階から転落死の死体、
など
死の瞬間、死体を放送していた。
しかし90年代になると「幸いにも死に至らなかった」というナレーションが入る無難な放送に変更されていく。
死に至らない事故ばかりで時間が余ったのか、あからさまに捏造やらせの海外やらせハプニング映像を制作し放送するようになる。
現在では海外やらせハプニング映像も制作されなくなった。
ピーター・フォンダ系統の役をピーター・フォンダが演じる。
ピーター・フォンダ系統の役、1970年前後のイメージが板につきすぎるピーター・フォンダ。
あんまり車を壊しているように見えないが、結構、車を壊しているという。
大衆車シボレー・インパラなら捕まえられそうだが、速そうなダッジ・チャージャーに乗り換えられると苦しい田舎の郡保安官事務所。
田舎の郡保安官事務所だがヘリコプターを使える。
ヴィック・モローは頭のきれる役なのか憎まれ役なのか、他の出演作品での扱いと比べるとましな方か。
ヴィック・モロー主演のテレビ映画がある。
むさくるしい中高年男性主演のテレビ映画は現在では製作は難しいだろう。
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