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放送から45年『横溝正史シリーズⅡ夜歩く』第二回 小金井の邸宅で当主が惨殺、岡山の本宅で葬儀も先代当主の弟も惨殺、恨まれ祟られる家系サナトリウムに入れられた女が退院


#映画感想文


横溝正史シリーズⅡ




夜歩く







1978年 毎日放送 東宝株式会社











企画

毎日放送

角川春樹事務所





















古谷一行














伊藤雄之助










范文雀   




谷隼人




南風洋子  




村井国男




岸田森   




清水紘治




菅貫太郎  




原泉







山本聰

小林伊津子

古川義載

鮎川浩

中島公子

山田禅二

音羽久米子

松沢千恵






   




長門勇   






















原作 

横溝正史







脚本  

稲葉明子





音楽

真鍋理一郎








主題歌

茶木みやこ








プロデューサー  

青木民男  

菅英久






監督  

水野直樹







製作   

毎日放送  

東宝株式会社




















第二回



古神守衛は拳銃を誤射し、太ももに重傷を負っていた。

古神守衛にも太ももに傷がある。



乳母・お喜多は古神家の先代が存命のころから仙谷鉄之進と後妻「お柳さま」は関係があったと言う。



乳母・お喜多は古神守衛に尽くすため、仙谷鉄之進と後妻「お柳さま」などに疎まれ岡山の本宅へ帰されていた。



乳母・お喜多は、古神八千代は仙谷鉄之進と後妻「お柳さま」の子供だと言う。

古神八千代には古神の血は一滴も流れてないと言う。

古神八千代は、戸籍上は古神なので仙谷直記と結婚できる、仙谷鉄之進はそういう男だと乳母・お喜多は言う。






仙谷鉄之進は、古神八千代は自分の子供ではなく古神家先代の娘と断言する。






後妻「お柳さま」は古神守衛を嫌っており、古神守衛の死を喜ぶ。

古神四方太も古神守衛を嫌っていた。


仙谷鉄之進と後妻「お柳さま」は夫婦だが、古神四方太は後妻「お柳さま」に近づく。


後妻「お柳さま」も嫌がるというわけではない。















蜂谷小市を銃撃した女は大きいダイヤモンドの指輪を付けていた。

古神八千代は蜂谷小市のファンで蜂谷小市の絵を買い、入院中の蜂谷小市の見舞いにも行っていた。





古神守衛にも蜂谷小市にも太ももに傷がある。





仙谷直記は「古神八千代は自分の妹ではないか」と疑う。

その理由は夢遊病だった。

古神八千代も仙谷鉄之進も夢遊病である。





仙谷鉄之進は夢遊病で庭を歩く。

仙谷鉄之進は庭の池に入り、池の中から石を持ち上げては池に戻す。

何度も繰り返す仙谷鉄之進。

気になって仙谷鉄之進をつけていた古神四方太。




仙谷鉄之進が池から石を持ち上げていたのが気になった古神四方太は池を調べる。

古神四方太は人間の首を触り悲鳴を上げる。





池の中の首は古神守衛の首だった。

疑われる仙谷鉄之進。

仙谷鉄之進は警察に怒り、金田一耕助に事件の調査を依頼する。



仙谷鉄之進は夢遊病の時、よく池に入ると仙谷直記は言う。








古神八千代は古神守衛から逃げるため蜂谷小市に近づいた。

そのせいで古神守衛が蜂谷小市に殺された、と後悔する。





金田一耕助は蜂谷小市を銃撃したのは古神八千代ではないかと思う。

その理由はダイヤモンドの指輪だった。

古神八千代はいつもダイヤモンドの指輪をつけていた。




そして古神八千代は消える。

ハチヤと口紅で書かれたハンカチが落ちていた。





蜂谷小市は

「自分は四人衆様の子孫だ」

と古神八千代に言っていた。




四人衆様とは200年前、搾取がひどい領主の古神家に反抗したため惨殺された四人の農民だった。

四人衆様は領主・古神家と手を下した家老・仙谷家を呪い、四人衆様の子孫や村の人間
は「古神家と仙谷家が全員殺される」と言っていた。





蜂谷小市は古神八千代が自分を銃で撃つよう脅したのではないかと思われた。






病院の領収書が見つかる。

日付は3日前の物で、手術か入院したかのような大金だった。

仙谷直記は遠い親戚を入院させたと言った。

山田花子、29歳が入院していた。





金田一耕助が病院に聞きに行く。

しかし山田花子は退院していた。

保護者は仙谷直記だが、退院させたのは仙谷直記の親戚だという。






岡山の本宅で古神守衛の葬儀が営まれる。

古神家と仙谷家の面々は葬儀に参列する。








岡山の本宅の蔵に古神八千代が隠れていた。

仙谷直記が古神八千代に隠れるよう言っていたのだった。





そして岡山の本宅の近くで、また首と手が無い死体が発見される。



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