日本の国家安全保障90年代 72
国家安全保障 マス・メディアにおける論議 1990年代
オピニオン・リーダーたちの安全保障論 1990年代
山口二郎・北海道大学法学部教授(当時、現・法政大学教授)の主張
民主党や社民党の左派政党ブレーン、田中真紀子氏など左派政治家のブレーンをつとめる
山口二郎・北海道大学法学部教授
は
1995年(平成7年)4月号の雑誌「Ronza」において、
「軍備というのは、永続的な秩序を守るためにそんなに役立つものでないという点について日本は、きちっと主張していく必要がある。」、
「安全保障とか秩序というものの構成要素がずいぶん変わったわけで、人間の存在にとっての脅威や、安全を脅かす要因として、軍事以外のものがはっきり見えてきた。」
と述べている。
軍事の脅威は今日も存在し、その脅威はさらに増している。
軍事の重要性は増している。
山口二郎氏の主張は大きく外れているが、
山口二郎氏はその後、なんら責任を取らなかった。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?