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日本の国家安全保障90年代

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#政策

日本の国家安全保障90年代 25

日本の国家安全保障90年代 25

第7章 東アジア各国の戦力

 

第1節 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍 1990年代 1

アメリカ合衆国軍は世界各地に展開しており、地域コマンドとして

欧州軍、

太平洋軍、

中央軍、

南方軍、

があった。

90年代の東アジアは太平洋軍(United States PAcific COMmand,U.S.PACOM)が受け持っている。

アメリカはこの地域の日本、韓国、

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日本の国家安全保障90年代 24

日本の国家安全保障90年代 24



航空自衛隊 1995年 新・防衛計画の大綱における防衛体制2

支援戦闘機部隊は3個飛行隊のまま維持された。

ただでさえ少ないものを削減しようが無かった。

第8飛行隊(青森県・三沢基地)はF-1からF-4EJ改に機種更新された。

第3飛行隊は

次期支援戦闘機FSX三菱重工業/ロッキード・マーティンF-2(アメリカでの呼称・F-16SX-3)支援戦闘機

(自重9527kg、離陸最大重量

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日本の国家安全保障90年代 22

海上自衛隊 1995年 新・防衛計画の大綱における防衛体制2

掃海部隊も2個掃海隊群から1個掃海隊群に半減された。

このあいだ、

潜水艦を狙う深深度敷設機雷の処分用に導入された

MSO-301「やえやま」を1番艦とする

やえやま級掃海艦

が1993年から1994年に3隻導入されている。

また、

老齢化した掃海母艦と機雷敷設艦の代替に

MST-463「うらが」級を1番艦とする

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日本の国家安全保障90年代 20

日本の国家安全保障90年代 20

陸上自衛隊 1995年 新・防衛計画の大綱における防衛体制2

北海道の部隊には、その地形特性を考慮して機械化が以前と同様に優先して進められ、

60式装甲車の更新、73式装甲車の後継として、イニシャル・コスト、ランニング・コストに優れる装輪(タイヤ式)の小松製作所96式装輪装甲車が配備されていった。

しかしながら、1輌あたり1億円以上と、GMカナダ製造の装輪装甲車LAVシリーズ原型LAVー25

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日本の国家安全保障90年代 19

日本の国家安全保障90年代 19

陸上自衛隊 1995年 新・防衛計画の大綱における防衛体制 1

編成定数は16万人とされ、

常備自衛官定員は14万5千人、即応予備自衛官は1万5千人とされた。

若年人口の減少とたえず90%にとどまる充足率の陸上自衛隊の実状に合わせるとともに、

危機が低下したとの認識のもとに旧・防衛計画の大綱の編成定員18万から大幅に削減される一方、

即応予備自衛官制度が導入され有事の際に対応しようとした

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日本の国家安全保障90年代 18

日本の国家安全保障90年代 18

支援戦闘機部隊は3個飛行隊とされた。

当初は、F-86Fセイバー戦闘機であったが、

1977年から三菱重工業F-1支援戦闘機

(初飛行1975年、自重6550kg、推力32,46kN×2)

に更新されていった。

第3飛行隊(青森県・八戸基地)、

第6飛行隊(福岡県・築城基地)、

第8飛行隊(宮城県・松島基地)に配備され、

1984年までに77機が生産された。

 航空偵察部隊は1個

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日本の国家安全保障90年代 17

日本の国家安全保障90年代 17

要撃戦闘機は

ノース・アメリカンF-86Fセイバー戦闘機435機、

ノース・アメリカンF-86Dセイバー・ドッグ戦闘機122機、

ロッキードF-104J/DJスター・ファイター戦闘機230機、

マクドネル・ダグラスF-4EJファントム戦闘機(初飛行1958年、自重13500kg、総重量18818kg、推力79,62kN×2)

140機

と、更新され続けた。

また1977年に国防会議で

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日本の国家安全保障90年代 16

日本の国家安全保障90年代 16

航空警戒管制部隊は

北部航空管制団(三沢基地)、

中部航空管制団(入間基地)、

西部航空管制団(春日基地)、

南西航空管制隊(那覇基地)

があった。

北部航空管制団隷下には

北部防空管制群(三沢基地)、警戒通信隊(三沢基地)、整備隊(三沢基地)、第1移動警戒隊(三沢基地)、第8移動警戒隊(千歳基地)

と各レーダー・サイトがおかれた。

中部航空管制団隷下には

中部防空管制群(入間

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日本の国家安全保障90年代 15

第5章 1976年 旧・防衛計画の大綱における防衛力 航空自衛隊

航空総隊(府中基地)のもとに北部航空方面隊、中部航空方面隊、西部航空方面隊、南西航空混成、航空支援集団、航空教育集団、航空開発実験集団が設置された。

北部航空方面隊には第2航空団(千歳基地)、第3航空団(三沢基地)、北部航空警戒管制団(三沢基地)、第3高射群(千歳基地)、第6高射群(三沢基地)がある。

中部航空方面隊には第6航

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日本の国家安全保障90年代 14

潜水艦部隊は6個隊・16隻体制と定められていた。

三菱重工業神戸造船所(兵庫県神戸市中央区)と

川崎重工業神戸工場(兵庫県神戸市中央区)において

隔年ごとに建造され、就役期間は16年と短く、能力を高く保っている。

また、訓練・予備に2隻がある。

1971年のうずしお級潜水艦から、

NS63高張力鋼製で

涙滴型船型、

新型ソナー、

三次元自動操縦装置を装備した

ディーゼル電気推進

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日本の国家安全保障90年代 13

日本の国家安全保障90年代 13

護衛艦に搭載される対潜哨戒ヘリコプターは

当初、

シコルスキー(三菱重工業でライセンス生産)HSS-2(SH-3シー・キング)であったが、

1980年代後半に入って、

シコルスキー(三菱重工業でライセンス生産)SH-60Jシー・ホーク対潜哨戒ヘリコプター

に順次切り替えられ、対潜水艦戦能力、運用性の向上に努めている。

地方隊は10個隊とされ、

横須賀、

呉、

佐世保、

舞鶴、

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日本の国家安全保障90年代 12

昭和56年中期業務見積もりによって計画された

汎用護衛艦DD151「あさぎり」を1番艦とする

あさぎり級汎用護衛艦は

1985年に起工し、1987年に竣工、1988年から就役している。

基準排水量は3500トン、

満載排水量4900トン

であるが、はつゆき級汎用護衛艦の発展型である。

兵装は

OTOメララ 76mmコンパクト砲1門、

Mk112アスロック発射機(Mk46魚雷搭載ア

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日本の国家安全保障90年代 11

第4章 1976年 旧・防衛計画の大綱における防衛力 海上自衛隊

シー・レーン防衛の中心として、機動運用にあたる護衛艦部隊には4個護衛艦群が当てられている。1個護衛隊群には8隻の護衛艦と8機の対潜哨戒ヘリコプターが配備され、海上防衛の主力である。1996年、こんごう級イージス護衛艦3番艦DDG-175「みょうこう」の竣工によって完成した。

護衛艦隊(神奈川県・横須賀基地)のもとに第1護衛隊群(

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日本の国家安全保障90年代 10

日本の国家安全保障90年代 10

各師団の戦車部隊は61式戦車が主流であったが、1974年度に制式化された74式戦車が第7師団から優先的に配備されていった。

1960年代から採用が始まった第2世代戦車の最後発で、最後発の強みを生かし信頼性の確立されたイギリス・ヴィッカーズL7 105mmライフル砲を装備し、40mmAP弾対応の装甲と、レーザー測距儀(距離測定装置)、アクティヴ赤外線暗視装置・赤外線投光器などセンサー類も最新のもの

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