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プログラミングでビジネスでも活きる「自走力」を身につける

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以前書いた記事を2024年最後に編集し直しました!!
「自走力」の重要性を再度発信していきます!!

自走力とは?
『 自走=== 自分で考え自分で走る』ってことですね。プログラミングでは自走力がとても大事なスキルになります。新しい技術や知らないことなど「教えてもらわないと何もできません」ではなくて、自分で調べて答えを見い出せる人を「自走力」がある人などと呼んでいます。制作・開発の仕事では「自走力」が無くては戦力になりません。IT/Webの世界は日々新しい技術が出てきます。自分で調べて学習して作れるようにならないと、いつまでも独り立ちできない新人のままになります。
他の仕事でも一緒です、仕事を任されてなんでも教えてください?ではなく、自分で調べた?調べた結果、どこが解らない?とかある程度自分で動くから先輩たちも優しく教えてくれますよね。自分が先輩の立場でも一緒でしょう。何も調べず、毎回ただ聞いてくる後輩。。。少しは調べてから聞いてほしい・・・なんて場面も思い浮かびますね。自分で考えて走る力を知らない、足りてないんですね、全てに使える「自走力」を培う必要があります。

実は、プログラミングは自走力を鍛える最高に良いツールです。

しかしこの「自走力」はどうやったら身につくのでしょうか?

◆自走力は『課題・仮説・実行・検証』を高速に繰り返す事で身につく

まず、どのような「問題」 OR「作りたいもの」が目の前にあり、今自分は何を作らなくてはいけないのか?を把握することが重要です。
何を作りたいのか?何が課題なのかが分かっていないと、始めることも仮説を立てることもできません。
「何を作らなければいけないのか?」が決まってしまえば実行あるのみです。
(ここを有耶無耶に進める方法もありますが、それは技術検証の時が多いです。まずはできるのか?ってときですね)

課題(作りたいもの)→ 仮説(仮実装)→実行検証の繰り返しです。
このサイクルで行ってる事は、
1.自分で課題・問題を把握
2.自分で考えた仮説を立て
3.足りないものは調べ
4.処理を書き
5.実行して結果を検証
することで 「自分で考えて走れる」ようになります。
1つの問題/課題をもとに流れを書いてみました。


『自走力』を身につけるサイクル


1.課題 (作るものを決める)

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- どんなアプリを作りたいのか?
- どんな機能ができればいいのか?
- どんな結果になればいいのか?

POINT:
作るものを明確にする
目的をハッキリと理解することが大事
目的を文章にするとで見えやすくなります


2.仮説(想像し、CODEを書く)作りたいものが決まれば、あとはどのような機能があってコードを書くかですね。

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1. ”方法と仮実装”を考える以下に例を示します。

やりたいこと
1. ●●をクリックしたら
2. Aの画像(a.jpg)を非表示にする
3. Bの画像(b.jpg)を表示する

やりたいことの処理を考える
1. クリックイベントを作る
2. id="img"の要素をstyleのdisplayで”非表示”
3. id="img"の要素をsrc=”b.jpg”に変更してstyleのdisplayで”表示”

やりたい処理をCODEで書く
本記事のCODEはHTML/CSS/JavaScriptをイメージして解説しています。

   //1. クリックイベントを作る
   document.getElementById("id名").onclick=function(){ ... ... };
   //2. id="img"の要素をstyleのdisplayで”非表示”
   document.getElementById("img").style.display="none";
   //3. id="img"の要素をsrc=”b.jpg”に変更してstyleのdisplayで”表示”
   document.getElementById("img").src="b.jpg";
   document.getElementById("img").style.display="block";

言葉をそのままコードに移して記述していきます。

POINT:
汚いコードでまずはスグにやる!結果を見る!まずは目的どおりにプログラムが動作するのか?を確認するだけでよいです。
スピード感が大事で「まず動かしてどうなるだろう?」をチェック👀
この段階では上手く行ったらラッキーくらいの気持ちも超大事ですね🎉

<理由>
まだ仮説(方法と仮実装)段階で完璧なコードは目指さないことが重要です。この後に使わないロジックとなる可能性があり、時間を投資する段階、箇所ではないでしょう。
(ガッツリCODE書いちゃいました~ってやってしまっても勉強にはなります。マイルストーンへは遠回りかもしれませんが、それも良いかもね。但し、プロジェクトで複数メンバーでやってる場合は場面に合わせて、コミュニケーションとって動くべきかと思います)


3.実行検証(動作確認、結果を評価)
 
【想定外の結果の場合】

A. CODEの間違い

”ロジック” が間違っている

「仮説 👉 CODE」を作り直すところから再度スタート

”入力ミス、打ち間違い”
打ち間違いが多い人は、一定量のCODEを書いていないため沢山CODEを書いて慣れる必要があります(初級段階のエラーは9割ただの打ち間違い)。
「仮説 👉 CODE」を作り直すところから再度スタート

まずは「 Error/エラー内容 」の確認です。
確認方法 Chromeブラウザで表示→右クリック→「検証」→「console」タブ 

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『エラーがでているファイル名、エラーが何行目』にでてるかも表示されていますので、まずはその行を確認しましょう。

<重要:エラーについて補足>
エラーは表示されてる行だけではなく、関係している上下の処理に起因してることもあるので覚えておくと良いでしょう。

B. 仮説が違っていた
”方法と仮実装” が間違っていた
そもそもエラーが無く、ちゃんと動作してるけど思った動作になっていない。など、解決方法が違うケースも多々起きます。
「がっかりしないでください。これは1つの動作を確認することができたのです!1つの可能性を潰せたのです!」素晴らしいことです。
次の可能性がある解決方法を試していきましょう。
「仮説 👉 方法と仮実装 」を考えるところから再度スタート

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● 想定内の結果の場合(あたり‼)

1. CODEを整える(誰でも読める感じに整っていればOK、やりすぎNG)
2. 再度、実行して確認する(変更したら常に確認!)
3. 問題なければ 次の「課題(or 作りたいもの)」に取り組む

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自走力は『課題・仮説・実行・検証』を高速におこなう事で身につく

まず、どのような「問題」 OR「作りたいもの」が目の前にあり、今自分は何を作らなくてはいけないのか?を把握することが重要です。
何を作りたいのか?何が課題なのかが分かっていないと、始めることも仮説を立てることもできません。
「何を作らなければいけないのか?」が決まってしまえば実行あるのみです。
課題(作りたいもの)→ 仮説(仮実装)→ 実行検証の繰り返しです。このサイクルになれると自分で課題・問題を把握し、自分で考えた仮説を立て、足りないものは調べ、処理を書き、実行して結果を検証することで
「自分で考えて走れる」ようになります。

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「答えが無いと分からない」体質の改善
今までの学校教育は答えのあるものをただインプットすることを教えられてきました。しかし、過去に無いもの、新しいものを生み出し起業・クリエイターとなれば自分が考えて作り上げるしかありません。最先端のものも、誰も教えてくれません自分でキャッチアップして、答えを見つけ、結果を出すスキルが必要になります。
それが私が言う自走力です。受け身の体質、言われないと動けない、教えてもらわないと動けないは、そう教育を受けてきたからでしょう。
しかし、今の時代に合わなくなってきていますね。そのためにも自走する力を身に着けるにはプログラミングは最適なツールだと思います。
前述の
「課題(作りたいもの)→ 仮説(方法と仮実装)→ 実行検証」の繰り返し
を徹底してトレーニングすると良いでしょう。
教える側の思考も重要です。
答えは簡単に教えてもいけません。成長の妨げになるからです。答えを直ぐに教えたくなるのはわかりますが、本人のためにはなりません。
自分自身で真剣に考え悩み抜き、「課題 → 仮説 → 実行検証の繰り返し」で答えを導き出した経験の積み重ねが自走力に繋がります。
周りがどんなに親身になって教えても、本人が沢山がんばって壁を乗り越えないと達成感が無く、やり切った自信もつきません。小さい成功体験が詰めないのです。教えてもらってできた・・・は成長にまったくつながらない無駄な時間となるので「教えれば直ぐ解決」することはできるだけしないほうがよいのです。その場ではなくその人の人生の成長を考えることが大事です。

おわりに
今回は自走力について自分がプログラミングで教えていてることの、軸にある部分を端的(長かったと思いますが)に記事として書かせていただきました。
プログラミングだけではなく、ビジネススキルとしてもこの自走力≒行動力は重要です。私はプログラミングで「自走力」を得て、人生が変わった一人です。自走はもっとも大事な社会人スキルだと思います。それを得やすいツールがプログラミングだと私は思います。

「プログラミングは自走・行動力を得るためのツールです」

以前の投稿を再編集しました。
もう一度、G's当初からの自走するための思考を共有させていただきます。

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