ビジネスコミュニティでうまくいかない人は、ペイフォワードとは何かを知るべき
こんにちは、SNS×店舗集客コンサルタントの前大信(まえ だいしん)です。webマーケティングを武器に店舗集客、EC販売戦略などのサポートをしています。経営、マーケティング、SNS集客など、学びにつながる発信をしています。店舗オーナー、経営者、個人事業主、これから起業する人などにおすすめです。また、無料で各種相談受けてます。
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今日はビジネスコミュニティについて書きたいと思います。店舗オーナー、経営者などで、交流会などビジネスコミュニティを活用している人も多いかと思います。僕もこの20年、様々なコミュニティに参加してきました。
中には、お金ばかりかかって何も実にならなかった、という人も多いのではないでしょうか。そこで今回は、コミュニティ参加一週間で成約したこともある僕が、コミュニティで何をしているのか書きたいと思います。
①コミュニティの選び方
Facebookなどを通じて色んな方からイベントのお誘いを受けると思います。何に参加すればよいかわからない方もいるかと思います。
まず、楽しければOK、という方でしたら『楽しそう』の直感で参加してみてもいいと思いますが、基本的には誰からの紹介かは非常に重要です。
紹介者が『数集めのため』にあなたを招待しているなら、参加しても割と放置されて、疲れただけで成果が無かったと感じることでしょう。僕がイベントを主催する際は、基本的に僕は裏方に徹します。特にはじめて来てくれた人に関しては、その人のビジネスにつながりやすい人を事前にピックアップしておき、僕が一緒に回ってつないであげるようにしています。
ホストの人柄があまりわからない、というケースでは、まずは少人数&少額のイベントに参加してみるのがよいでしょう。ホストがどう動いているか、参加者とホストの関係性がどうなのか、を見極めて、次回以降の検討をするのがよいでしょう。
②コミュニティでの動き方
この人の会なら継続参加したい、という場所が見つかれば、次は少し人数の多い会にも参加してみましょう。ここで大事なのが『自分はホストさんのおかげで素敵なご縁をたくさんいただける。ホストさんの顔をつぶさないように、まずは自分から参加者に与えよう』という姿勢です。
コミュニティで失敗する人はおおむねこの姿勢が無い人です。自分の売り込みばかりガツガツしていると確実に嫌われます。また、利他モーションだけの人もすぐばれます。
利他モーションだけの人の特徴
会った際の印象が薄く、さほど会話も弾まなかった割に、会が終わった数日後にハガキが届き、『あなたのお力になりたい』と手書きで書いてある。一見素敵な人に見えるのですが、こういう人に限ってメールの返信が遅かったり返信の内容が淡々としていて感情が感じられないんです。
このタイプの人は、利他ビジネスの型に沿って運用しているだけで、本人の気持ちがついていっていないので、結局すぐばれます。
もしかすると、口下手なだけで上手く話せず、それをハガキで挽回している可能性も無くはないです。でも僕の経験上はほぼ間違いなく利他モーション勢です。
こんなこともありました。名刺交換の際にこちらの職種にさほど興味を持たず、30秒で会話が終わったのに、会の翌日に『あなたのお仕事について詳しく知りたいのでお時間いただけますか?』とメッセージが来るんです。
え?なぜ名刺交換の時に詳しく聞こうとしなかったの?って思いますよね。結局、1対1で時間をもらってから、そこで会話の中から自分のビジネスにつなげようとしている感じがスッケスケで見えているので、角の立たないようにお断りしています。
③与える気持ちをどう示すか
僕の場合は店舗集客の支援が仕事なので、店舗オーナー様との会話ではやはり集客で困っている事などを聞いてしまいがちではありますが、相手が直接のビジネス相手でなくても『自分に何ができるか』を考えながら会話をしています。
そして、20人を超えるような交流会の場合は一人一人の情報が混乱するため、会が終わった後にFacebookのメッセージなどで、『あなたのビジネスを誰かに紹介するとしたら、どんな人(年齢、性別、興味)にどんな風に伝えるのがよいか』を聞くようにしています。もちろんそれはモーションだけではなくて、実際に頭の片隅に常に置いています。ここぞというタイミングで『実は僕の知り合いでこういう人がいて、あなたとつないだらすごく面白そうなんですが、今度紹介していいですか?』と連絡を取り、僕を含めた3人でzoomをする、ということを頻繁に行っています。
こういうことを書くと、いかにも戦略的に聞こえるかもしれませんが、実際にやってみると僕が一番楽しいんですよね。双方に喜ばれるし、客観的な立場でビジネスアイデアを提案したりして、どんどん可能性が広がっていくんです。その二人がマッチングしてビジネスで成長してくれれば当然嬉しいし、こちらが願わなくてもおこぼれもあるわけです。僕は元々BtoCメインでやってましたが、先に与えるペイフォワードの姿勢は特にBtoBにおいては重要だと感じています。
利他モーションとどう違うのか
ペイフォワードと利他モーションの違いは、ずばり、気持ちです。自分のことをいつも気にかけてくれている人と、そうでない人、あなたはどちらが好きですか?前者が好きな人がほとんどだと思います。
自分の利益のために、という意識は一回置きませんか?誰かのために頑張って、感謝される、これだけでも十分利益はあるはずです。何よりも先方から信頼を得られます。信用ではなく信頼です。この差は大きいです。
コミュニティはあなたのビジネスも人生も、可能性を大きく広げてくれるものです。周りが与えない人ばかりだと感じたなら、自分も与えていないのです。まず自分が与えて与えて、気が付けば素晴らしい仲間が増えているはずです。ビジネスにつながりやすいのは信用よりも信頼、信頼を得るためにはペイフォワードの姿勢ですよ。モーションフォワードではなくペイフォワードです。
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