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グルメサイトVSGoogleマップ、店舗がやるべき対策はどっち?

こんにちは、SNS×店舗集客コンサルタント前大信(まえ だいしん)です。webマーケティングを武器に店舗集客、EC販売戦略などのサポートをしています。経営、マーケティング、SNS集客など、学びにつながる発信をしています。店舗オーナー、経営者、個人事業主、これから起業する人などにおすすめです。また、無料で各種相談受けてます。
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グルメサイト(ぐるなび、食べログ)、Googleマップ。店舗集客において、飲食店なら必ずどちらか、もしくは両方を利用していると思います。

そこで今回は、グルメサイトVSGoogleマップ、長い目で見てどちらを頑張るべきか、について書きたいと思います。では、いきなり結論を書きます。

結論、Googleマップ頑張ろう

グルメサイトは勝手に新規客を毎月運んでくれるけど毎月の支払いが高い。Googleマップは集客にどれだけつながるかよくわからない。

そんな声が聞こえてきそうですが、ズバリ結論を言いますと、Googleマップ対策、本気でやりましょう!少しでも早く取り組んでグルメサイト依存を脱出しましょう!これが結論です。ではここからその理由を説明していきます。

理由①:グルメサイトでは利益が残らない

例えば食べログの料金プランはこのようになっています。

●プレミアム10(100,000円/月)
●プレミアム5(50,000円/月)
●ベーシック(25,000円/月)
●ライト(10,000円/月)

高ければ高いほど、サイト内で優位に表示されるシステムです。さらに、食べログ経由で予約した場合、ディナー:200円/人×ネット予約人数、ランチ:100円/人×ネット予約人数が発生します。

そのため、ちゃんと集客につなげるには検索での優先表示が働くベーシックプラン以上になってくるので、仮にディナー50人、ランチ50人集客したとすれば、
25,000円+200円×50+100円×50=40,000円(税別)
となります。一人あたりの負担で考えれば、単純に25,000円を100で割った場合一人250円なので、ディナー:250円+200円=450円、ランチ:250円+100円=350円もの負担があるのです。

この数字を見る限り、商品単価の低いお店では割が合わないことがわかるでしょう。

その点、Googleマップにおいては掲載料はかかりません。まずはお店の登録だけでもしておいた方がよいでしょう。業者にGoogleマップ対策をお願いしても、月額3~5万円程度で、予約件数に応じたGoogleからの課金も無いため、費用対効果ではGoogleマップの方が高いと言えます。
※自分で登録していなくても、Google側で勝手に登録されている場合もあります。

理由②:上位表示のシステムの違い

グルメサイトからの集客力を上げるには、2つの方法があります。

・より高額な料金プランに変更する
・口コミの点数をあげる

料金プランが高額なほど表示位置や表示場所に影響があります。そして、口コミの点数があがれば、表示位置は悪くても集客力はあがります。とはいえ、食べログの場合、単純に口コミの平均点が点数として表示されるわけではなく、アルゴリズムによる正体不明の調整が入った点数が表示されるため、努力がどこまで報われるかも謎の部分があります。

では、Googleマップはどうでしょうか?Googleマップからの集客力をあげるには、こちらも大きく2つの方法があります。

・Googleビジネスプロフィールの情報を充実させる
・口コミを増やす

グルメサイトとの違いは、お金をかけるのではなく利便性を追求する点です。また、口コミに関しては口コミの数も重要です。もちろん低い点数ばかりでは上位表示されません。高い点数で口コミも多ければ上位表示につながっていき、点数の改ざんもありません。わかりやすくひとことで説明すると

グルメサイト:有料店を上位表示
Googleマップ:優良店を上位表示

となります。

理由③:リピート対策

少子高齢化にともない飲食店の生き残り戦略の中にリピート対策は切っても切れないものとなってきました。リピート対策について考えた場合、グルメサイトとGoogleマップ、どちらが優位でしょうか?正直、どちらに関しても店舗側が意識的にリピート施策をやらない限りは比べること自体に意味を持ちません。とはいえ、グルメサイトを通して来たお客様は、お店というよりはグルメサイトユーザーです。次もまたグルメサイトで別のお店を探す可能性も高いのです。

グルメサイトは常にグルメサイトを通して集客してもらわないと困るため、店舗側がユーザーを囲い込めるような、リピート施策が積極的にできるような機能はありません。そのため、グルメサイト経由であれGoogleマップ経由であれ、店舗独自でLINEの友だち追加を促しリピート施策を打っていくしかありません。

グルメサイトは新規顧客の集客が得意なので、グルメサイト+LINEでやっていくと、新規もリピートも狙える、と言えます。ただ、グルメサイト経由の新規顧客での利益が薄いため、完全に新規獲得のための広告と割り切る分にはグルメサイトもいいかもしれません。

では、Googleマップはどうでしょうか。Googleマップで上位表示されるようになれば、Googleマップでも同様に新規の獲得ができます。そこにLINEを組み合わせてリピート対策をやれば、グルメサイト同様に新規+リピート対策は可能になります。

理由④:信頼性

信頼性の面ではどうでしょうか。先ほど書いたように、グルメサイトとGoogleマップの上位表示には以下のような違いがあります。
グルメサイト:有料店を上位表示
Googleマップ:優良店を上位表示

グルメサイト掲載には費用がかかりますが、Googleマップも対策を業者にお願いすれば同様に費用はかかります。じゃあ一緒じゃん、と思われるかもしれませんが、グルメサイトと同じようにお金をかけたとしても、実はユーザーからの見え方がまるで違います。

実は、グルメサイトの点数・ランキングを「信頼しない」ユーザーが着実に増えているのです。では、グルメサイトを信用しないユーザーがどこに流れているかというと、そう、Googleマップなのです。そこを踏まえると、同じようにお金をかけるなら「信用のない」グルメサイトよりは「信用されている」Googleマップの方が費用対効果は高そうです。


これは、とある美容室のGoogleマップの実際の口コミです。口コミが反映されない、といった声がGoogleマップ上ではしばしば見られるのです。もちろんサイトの方針などによりますが、このような口コミの操作(食べログの場合はアルゴリズムによる点数調整)もサイトによってはあるため、ユーザーが信用しなくなってきているのもうなずけます。

そして、Googleマップ対策に費用をかけても、Googleマップ上で広告として表示されるわけではありません。あくまでGoogleマップの対策は、まじめに情報を更新したり口コミを集めたりする健全な行為であるため、対策をしてもユーザーに嫌われることはありません。むしろ口コミに丁寧に返信したりするので、ユーザーに好かれ、その結果上位表示するのがGoogleマップの仕組みです。

まとめ

①グルメサイトは費用がかかり過ぎ、利益が残らない。
②上位表示の仕組みは、グルメサイトは有料店、Googleマップは優良店。
③リピート対策はどちらも独自にLINE構築して行う必要あり。
④グルメサイトの信頼は下がっており、Googleマップに流れる傾向
となり、同じ費用をかけるならGoogleマップ、というのが結論でした。

このあたりの店舗集客の全体設計については、私の著書「爆速!SNS×店舗集客」にわかりやすく書いてありますので、興味ある方は是非手に取ってみてください。Kindle Unlimited会員なら読み放題です。

あなたはそれでもまだグルメサイトに課金し続けますか?2023年はGoogleマップ対策がどの店舗も本格化することが予想されます。お気軽にご相談くださいね。

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