![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/97828565/rectangle_large_type_2_ef20b53c0867a5e1160ed75a6eb8e397.jpeg?width=1200)
日本人の貯金感覚は企業成長の足かせになっている
こんにちは、SNS×店舗集客コンサルタントの前大信(まえ だいしん)です。webマーケティングを武器に店舗集客、EC販売戦略などのサポートをしています。経営、マーケティング、SNS集客など、学びにつながる発信をしています。店舗オーナー、経営者、個人事業主、これから起業する人などにおすすめです。また、無料で各種相談受けてます。
・事業運営のお困りごと相談(話しながら問題点を整理しましょう)
・起業相談(一緒にロードマップやタスクの整理をしましょう)
・協業の相談(一緒にブレストしましょう)
など、お気軽にメールください。
小規模事業者にとって、いつもついて回るのはお金の問題。売上を伸ばしたい、集客を伸ばしたい。でも、成果が出るかわからないものに月額の固定費を払うのは不安。
そして、従業員には当然給料を払っています。そこで何をするかというと、従業員にSNSの運用を任せたり、専門外のことを色々やらせたりするわけです。このことに矛盾を感じない人が案外多いのは驚きなんですが、このような思考を作ってきた背景には日本人特有の貯金文化も関係していそうです。
投資より貯金が好きな日本人
そもそも日本人は投資よりも貯金が好きです。世界で最も貯金が好きなのは日本人だと言われており、バブル崩壊で投資の怖さを目の当たりにした日本人は、さらに貯金に励むようになったような気がします。
外部業者は投資、従業員は貯金
これは僕の推論ではありますが、そんな日本人の感覚として、外部業者にコンサルなど依頼するのは投資にあたる部類なのではないかと思います。実際に成果の出せないコンサルや、月の予算消費だけに意識が向いている広告代理店といった、金額に見合う成果を出せない業者も多々あります。成果に自信が無いからこそ、月額固定で年間契約などにしている、というケースもあると思います。こういった「投資の失敗事例」が企業に投資を躊躇させる原因となっている一因ではないでしょうか。そう考えると、一部の自己利益優先型の企業が日本経済に与えた悪影響は大きいとも言えます。
そして、従業員はすでに雇っているため追加の支払いがありません。その中でやり繰りすれば固定費が増えない、という意識で従業員に能力を超える業務をやらせるわけです。そして、内部で色々やればその知見や経験が内部にたまるので、感覚としては貯金に近いのかなと思います。
とはいえ、現状はどうでしょうか。自分たちでSNS運用をし、経営を学んできていない経営者がマーケティングをしても、上手くいかないのは当然です。結果、企業は成長できず、現状維持もしくは倒産という道を辿るのです。
飲食店は2年で半分潰れる、と言われていますが、これはまさに貯金感覚の経営が生んだ当然の末路とも言えます。
貯金では経済は成長しない
![](https://assets.st-note.com/img/1676166506069-oXOKuXVA3L.png)
これは、日本、アメリカ、中国の名目GDPの推移のグラフになります。僕が感じているのは日本人の中にある貯金感覚こそ成長の妨げになっているのではないかということです。
例えばインデックス投資でいえば、平均年利5%程度を見込める投資として少しずつ日本でも利用者は増えているようです(僕も利用しています)。
![](https://assets.st-note.com/img/1676166825039-P6ZSfECBXw.jpg?width=1200)
このグラフでわかるように、貯金とインデックス投資では、長期で見ると大きく差が開いています。このグラフと先ほどの名目GDPのグラフ、似てませんか?
米国では個人も企業も積極的に投資をします。経営者であれば専門家にどんどん入ってもらい、個人は積極的に投資をします。企業の成長は当然加速しますし、個人は得た収入をさらに投資に回したり買い物などの消費に利用します。投資と貯金の差額が次の投資や消費に使われていくので、当然国は成長していくわけです。
ところが日本では、まず国民が貯金に走るため消費が少ないし、投資をしないので企業にお金が回りません。貯金感覚の小規模事業者は事業成長のための投資をせず、成果が上がらないのに何でも身内で賄おうとする。その積み重ねが明確な数字としてあらわれています。
結論、個人も企業も投資をしよう
これはもうホントにみなさん、やりましょう!特に小規模事業者の方には言いたいです。毎月、家賃や人件費などの支払いはやってきます。成長が見込めるなら、のんびり構えずどんどん投資をすべきです。手持ちのお金が無くなってからでは投資はできません。
『現状維持は後退のはじまり』と松下幸之助は言いました。これは真理だと思います。毎月の固定費がかかっている時点で現状維持では確実に後退していきます。この意識は常に持つべきです。
あとがき
先日もある起業家と話をしたのですが、彼もやはり貯金感覚の経営に陥ろうとしていました。とりあえず自分でやってみる、それは経験としてはいいことなのですが、専門家と組んだ方が成長も早く知見も多く手に入る事を話しました。ただ、やはり成果が出るかわからないことにお金を払うことに対する不安は大きいようです。
そこで僕は、直接経営者と話をし、その会社にあったサポートや支払い方法を柔軟に取り入れていく事が、企業の発展につながると感じました。弊社では今月より完全成果報酬も含めたフレキシブルなサポートをしていくことに決めました。そうでもしないと貯金感覚の企業が先に進んでいけないからです。
もし店舗集客で悩んでいる方はいつでも気軽に連絡ください。あなたが納得できる形でのサポート&支払い方法で、納得できる成果につなげます。
SNSはこちらから
Instagram @daimae_marketing
https://www.instagram.com/daimae_marketing
Twitter @Jplat_mae
https://twitter.com/jplat_mae