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子供のころは本が好きで、特に高校生の頃はあらゆるジャンルを読みました。一日一冊(漫画含む)。社会人になっても読まない日はないくらい活字中毒だったのですが、ここ最近の私の愛読書は図鑑や写真集。活字を見るのを極力避けている、そんな(老眼気味の)私に、お客さんが本を一冊持ってきてくれました。 芥川賞を受賞した「バリ山行」です。サクッと読めて、内容もわかりやすい(しかも活字がデカかった)。特に六甲山界隈をご存じのお客さんにお勧めしました。作者は比較的若い人なのですが、文章がとても美
いよいよ冬到来です。少し前に山頂付近の予報に雪マークがついたので、今か今かと報告を待っていたのですが、昨日18日に地元の人から雪の山頂写真をいただきました~~。 この日、午前中は宿の片づけ仕事をしていたのですが、宿周りの気温は5℃。いつ雪になってもおかしくない気温だったので、昼から慌ててタイヤ交換へ。ふもとは12℃と暖かく、まだ雪の気配を感じなかったのですが、町との気温差が5~6℃ある大山寺集落の住人は一歩早めに冬タイヤにチェンジです! そして昨日の夜中、宿周りもとうとう
11月落葉が進み、徐々にご予約も減ってきます。忙しかった秋が終わり、次のスキーシーズンまでしばらくは閑散期。毎年その閑散期に合わせ、片づけや設備工事、そして経理など、普段できない仕事をさせていただくために、宿泊はお休みになります。すでに承った忘年会の貸し切りのみ対応させていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。 お休み期間は、12月1日(日)~13日(金)になります。 そして、来年2025年はいろいろ思うところがあり、長期休暇を間に挟ませていただきます。この10年
山のお客さんが9割を占める寿庵ですが、時々旅人がやってきます。自転車、バイク、そして公共交通機関を駆使した18切符旅。すごいのは徒歩。それで日本一周中~!なんて人たちも。ほんと、いろんな人がいますね。数か月にわたって旅をしている人もあれば、基本的には仕事の休みをうまく利用して、頑張っても一週間。それでも、時間をうまく利用し、旅をしている人を見ると、私も働きながらもっとうまく時間を使って、旅をしたり登山をしたいな‥って思います。 少し前の話ですが、徒歩旅のお客さんを受け入れま
大山紅葉がまさにピークを迎えました。忙しく紅葉の様子を見にでかけられなかったですが、ここ数日、お客さんの数がぐっと減り、なんとか仕事の合間にチャンス到来です~~。いや~~感激した~! 宿から車で桝水高原スキー場へ向かう、そこから蒜山に向け環状道路を南へ走ります。今まさに、標高700m~900mの間くらいが見頃。山の上部はすでに落葉が進んでいますが、錦のグラデーションはすそ野に広がりだしました。 ブナは黄色く色づき、ミズナラはオレンジがかった茶色に。ときどき、カエデ類の鮮や
11月も中旬になり、本来であれば晩秋の大山。すでに落葉が進み、人の往来も減ってくる時期なのですが、今年は10日くらい遅れている紅葉前線。今現在、宿周りが紅葉のピーク。もうしばらく色づく山が楽しめそうですね。 お陰様で忙しく、休む暇がありません。日々のお客さんの数は大したことないのですが、連日続くので半日休みすら取れません。でも、今を乗り切れば、しばらく閑古鳥が鳴く大山です。なもんで、今頑張らなければいつ頑張る?精神で日々過ごしております。 昨日チェックイン前のわずかな時間
今日は満室後の片づけでバッタバタの寿庵オーナーです。連休スタートは雨。予約がどんどんキャンセルになり、落ち込んでいましたが後半の3日、4日が好天予報になったので、3日に予約が集中しました。何といっても6部屋しかありません。連絡くれたすべての皆さんに泊まっていただきたかったですが、お断りをたくさんして申し訳ありませんでした‥。またぜひお越しくださいませ。 3日はおかげさまで大盛況でしたが、やっぱ前半のキャンセルには堪えました。いちをこれでも経営者なんで、頭の片隅でそろばんをは
初めて登山をしたのは小学校の時。初日の出を見たのは、たしか中学のころ。知らない人たちが山頂にいて雑煮をふるまってくれたのですが、人見知りだった私は、ご来光よりもその輪にどう入っていいかわからず、お父さんに早く帰りたい‥と言ったのを覚えています。 そんな人見知りだった私が、山で鍛えられ、誰とでも仲良くなれるようになったのは、大学のワンゲルに入ってから。そして社会人で入った山の会で、人生の先輩方とご一緒する機会が増え、いろんなことを学びました。それから、なんだかんだと言いながら
9月末から10月にかけ、私のルーティン仕事に、季節の入れ替え作業が加わります。夏の布団を片付け、冬の布団を準備。毛布を出して、扇風機を片付ける。すべての部屋にファンヒーターを設置して、灯油を入れて動作を確認。あとは、11月中旬には網戸を片付け、窓に断熱材を貼る。気密性が高く、空調が整った建物ではないので、いろいろと苦心しながら快適空間を維持。しばらくは、気温も上がったり下がったりどっちつかずの気候が続きそうです。 お客さんとの会話の中で、丁寧な暮らしって何だろう‥という話に
あっという間に一週間。でも、連休の話題をもう一つ。今年に入ってから9年ぶりに来ましたというお客さんやコロナ以前に来て以来‥という、少し間が空いたけど、久しぶりに大山に来たよ~というお客さんが多くありました。そしてこの秋の連休にも、10年ぶり!というお客さんがありました。 さすがに10年前、記憶がかなり曖昧になりつつある寿庵オーナーですが、しっかりと記憶しているようで「お変わりありませんね」と声をかけていただきました。お子さんは中学生二人でしたが上のおにいちゃんが保育園のころ
忙しかった連休明け、掃除洗濯に追われバタバタとした日々を過ごしています。そしてありがたいことに平日も珍しくにぎわっている寿庵です。平日にお客さんがあるってすごくうれしい。毎年この時期に来てくれる高校生グループ。コロナ以降来てくれるようになった学校ですが、今年4年目のお付き合いです。 さて、連休のことで少しNoteに書きたいって思います。この連休2日間で救助要請が5件もありました。14日は1時間刻みくらいで4件も要請があり、この大山で長年いる私もびっくりでした。分母が増えれば
お天気にも恵まれ、連休は大変にぎわいました。宿も忙しかったけど、山も大行列!!!登山者も多かったと聞きました。 写真は連休中日の13日の山頂の様子です。山頂碑横で記念撮影をしようとしている人の行列です。30分くらいかかったと聞きました。過去、登山道が渋滞するという話は何度も聞いたのですが、山頂碑での撮影渋滞は初めてです。 人が増えれば救助要請も増えます。この連休中、5回の要請があり、仕事をしながら、救急車や消防車のサイレンの音に、ヘリコプターが上空を飛ぶ音が聞いていました
お天気が良くなったので、一気に予約が入りました。久しぶりに限りなく定員マックス‥ということで、予約の漏れがないか、確認に余念のない寿庵オーナーです。 普通の週末なら、満室になることがないので、万が一が(あっちゃいけないけど)あっても部屋が準備できるのですが、連休はそうもいきません。そして、今年は見事に2日間入れ替えです。例年半分くらいは連泊さんなので、掃除に余裕が出るけど、今回はほぼ入れ替え。なので、部屋掃除のタイミングや洗濯のタイミングなど、段取りよく仕事をこなさないと間
来年のカレンダーをどうしようか??と悩んでいたのですが、やはり自分が欲しい!ということで、昨年同様ポスタータイプではありますが2025年のカレンダーを作りました~~。今回も素敵な写真が勢ぞろいです。 デザインは昨年のものを踏襲し、星のかわりに空を飛ぶアマツバメをちりばめました。山頂でひゅんひゅんと飛び回るツバメの姿を見た人も多いはず。登山者のアイドル?いや?キリッとした顔、シュッとした姿、機敏な動きは歌劇団のよう!?そして昨年は寿庵のコメントとして「ありがとう10周年」と入