心房細動発症から手術を受けるまで7
アップルウオッチで記録された心電図
アップルウオッチの機能に「不規則な心拍の通知」という機能があります。この通知機能をONにしておけば心電図アプリを立ち上げて自分で測らなくてもアップルウオッチを装着していれば不規則な心拍が検知された場合、通知を送信するようにすることができます。
24時間常時チェックしているわけではないしチェックの回数や間隔は活動パターンによって変わるそうです。
この機能はアップルウオッチではなくiPhoneのヘルスケアアプリから設定してあげる必要があります。設定方法を下図へ記載しましたので参考にして下さい。
記録された心電図を確認する。
記録された心電図はiPhoneのヘルスケアアプリから確認する事ができます。
ヘルスケアアプリを立ち上げ右下のブラウズをクリック
ヘルスケアのカテゴリから心臓をクリック
心電図の結果からすべてのデータで記録された心電図がリスト表示されます
心房細動が記録されていれば心房細動クリックで心房細動が記録された心電図のみがリスト表示されます。リスト表示された日時の書かれた部分をクリックすれば詳細が確認できます。医師に渡すためのPDFに書き出しの項目もそこにあります。リスト表示画面の右上のカレンダーをクリックするとカレンダー表示になり心房細動が記録された日付に🔴が表示されます。心電図の結果のその他の項目も同様です。
私は2021年2月からアップルウオッチで心電図を測り始めましたがその頃は突発性心房細動だったため心房細動が出たりでなかったりしていたのですがヘルスケアアプリで記録された心電図を確認してみると2022年2月23日に心房細動が発生してから手術する2023年2月10日まで常に心房細動が発生している状態となってしまっていました。
医師も勧めるアップルウオッチ
アップルウオッチの心電図アプリは医師も推奨するほど精度が高く自覚症状がない方がこのアプリで実際に命を救われたなんて話もあります。
私のように自覚症状がなく突発性心房細動だと会社などで行われる健康診断で心電図検査があったとしてもその時に心房細動の発生がなければ健康診断の結果では所見なしとされ異常が発見されません。
自覚症状がない方でも、最近疲れやすいなとかちょっとした階段でも息切れが激しかったり、めまいがしたり失神してしまったりなどがあれば心房細動の可能性も考えた方がいいかもしれません。特に高齢になってくると心房細動に罹患する割合も上がってしまいます。65歳未満で2%65歳以上で約9%の方が心房細動と診断されているようです。
今はアップルウオッチのようなデバイスで心電図を測れるものが多くありますので、そういったデバイスで自分の健康状態を把握するのも良いと思います。
心房細動は自覚症状が無いまま放置して血栓ができて脳へ飛ぶと脳梗塞になってしまうリスクが非常に高いです。私はたまたま強い発作が出る事で心房細動だという事が分かりましたが自覚症状が全く無く発作も出ない方は突然脳梗塞なんてことにもなりかねません。
iPhoneをお持ちの方であればアップルウオッチをお勧めします。
最悪の事態(脳梗塞や心不全)になる前に気づく事ができる可能性が高いです。早めにわかればそれだけ治る可能性も高くなります。
※Android端末は使用した事がないので心電図対応のデバイスがあるのか不明です。申し訳ありません。
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