心房細動発症から手術を受けるまで18
退院後の注意点カテーテルアブレーションの合併症について
退院後1ヶ月程度は、遅発性の心タンポナーテ(心臓の周りに血液がたまり心臓が動きにくくなった状態)、血管損傷に伴う出血、心筋炎・心膜炎(焼灼に伴う心臓の筋肉や周囲の膜の炎症)、食道迷走神経障害(胃を動かす神経の障害により、胃の動きが悪くなること)、食道潰瘍・左房食道ろう(焼灼の影響が心臓の背中側にある食道に及び、潰瘍あるいは心臓と食道の間に穴ができること)、薬剤アレルギーなど、治療に関連した合併症が起こることがあります。