
唐津 中里太郎右衞門陶房 展
【唐津 中里太郎右衞門陶房 展】
会期 3.8(土)-3.16(日)
会場 LAPIN ART GALLERY
〒150-0031
東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー東急ホテル1F
営業時間10:00-19:00
420年続く唐津焼の総本山とも言える中里太郎右衞門陶房。
初代又七から数え、現在は14代目、中里太郎右衞門が、その専属の職人たちと窯を引き継いでいます。
唐津焼窯元の中でも非常に歴史が古く、幕末まで唐津藩の御用窯を勤め、将軍家に献上品を納めていたことで知られています。
中里無庵(十二代 中里太郎右衞門)は国の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定され。また中里逢庵(十三代 中里太郎右衞門)は日本芸術院会員に任命されました。
今回の展示会は今まであまり多く紹介されてこなかった陶房作品を中心に、当店のテイストに合うようなラインナップで展示したいと思います。
陶房作品、昔は”窯もの”という呼び方をしましたがこれは、十四代太郎右衞門監修のデザインと、昔から作られ続けているデザインを窯の職人さんたちが制作している作品です。
近年では1人の作家さんが製作の全行程を行うことが多く、昔のような規模の大きな窯で職人さんたちが住み込みで働き窯ものを製作されるということが知られなくなってきましたが、昭和のころは至って普通に見られる光景でした。
今改めてみるとこの陶房作品の中には定番的なものが多いものの、熟練した職人が丁寧に轆轤で形をつくり、登窯で焼成され一点と同じものがないのも事実で、その中からこれはと思う作品をピックアップし、2025年に相応しいラインナップで皆様にご紹介したいと思いました。
そして、”唐津焼”は元は400年前にお茶道具によってその使い心地のよさから有名になった焼物です。
陶房作品には素直で土味を生かしたすばらしいお茶碗があります。
中里太郎右衞門陶房の中にお茶室があるのですが、その中で斑唐津のお茶碗でお茶を頂いた時、唐津の風景を眺めながら非常に爽やかな気持ちになったことを思い出します。
そんな唐津焼のお茶碗を中心に、陶房作品の新作や、十四代太郎右衞門本人作品も合わせてご紹介したいと思います。
ぜひ皆様のご来店をお待ちしております。







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