この古民家の壁に刺さっているあの釘にも意味があったのだろう。
家を見回すと、たとえば釘がちょこちょこ壁に刺さっている。
前の家主さんが刺しておいて、何か物を引っ掛けていたのかもしれない。
あの釘にも意味があったのだろう。
そういうことをボーっと思える時間も良い。
古民家で良かったなと思う。
もし新築だったら釘とか床のはがれとか見つけたなら減点になる。
減点方式で家を眺めて文句を見つけたかもしれない。
古民家だから暮らしの痕跡や意味として考えられる。
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お読みいただきありがとうございます。
毎日の日記の中から一部を抜き出して、こちらに載せています。
明るい考えも暗い気分も、毎日なにかあって、日々とはすごいものですね。それをちゃんと受け取りたいなと思います。