読書習慣 と 書評第0.5回
最近、読書が習慣になってきました🌸
「本を読むなんて簡単だ!」と思いがちですが、結構体力を使うんですね。
自分が怠け者だからスマホばかり使ってるんだと思ってましたけど、いざできるようになると「以前より体力がついたからだ!」と理解💡
「スマホは散歩で、読書は筋トレ」ってホント名言だ〜!
その証拠に本が楽に読めるようになった日から、できる家事も一つ増えたので💪
ウッキ〜🐒⤴︎⤴︎
寝たきりの時からnoteを始めて、回復とともに気持ちを綴ってきたこのアカウント。noteと、読んでくださる方には、たくさん励まされ、一歩一歩前に進む時に大いに助けてもらいました。
ようやく整理もついてきたし、読んでくださる方の役に立てるように、書評noteも書いていこうかな?
他者のお気持ちにミラクルフィットで共感することって、SNSだとホント偶然のレベルでしかないもんね〜。(そういう瞬間が愛おしいんだけども。)その点、読書のことだともうちょっと読みやすくなるかな?
ま、気ままにやっていきます。
何はともあれ、読んでくださってありがとうございます😊
今回はさっき読み終えた
私の大尊敬する心理学者、河合隼雄さんの「夢・神話・物語と日本人 エラノス会議講演録(岩波現代文庫)」です。
河合隼雄さんはスイスの留学から帰ってきた後、何年もかけて自説をまとめ、それらを海外の国際会議で発表するようになりました。西洋と東洋の心理学の架け橋になった人なんですね。
後に単本になるようなテーマをギュギュッと凝縮した、河合隼雄エッセンスの詰まった本です。初めは英語で書かれ、後に日本語に翻訳されました。海外の人が日本人を知るために読む本とも言えますし、日本人が世界的な目で日本を、人の心を、眺めるための本とも言えます。
正直???なところだらけですが、
読み重ねるごとに解像度があがるという意味で、まるで修行しているような気分になることうけあいです。目から鱗を落としたい人、自分で自分のお尻を叩きたい人などにうってつけかもしれません。
でもこれからの人がどんなに個人を追求しようとも、いろんなバランスをとるための知恵が詰まっていると思います。
ファンタジーの舞台によくなる中世のように、科学から少し離れてみたり、社会のゆとりを感じられる物語に心が癒される人にもおすすめです。中世日本の物語が心の視点から読み解けます。いつの時代にも、この時代の心の持ち様が人の気持ちを穏やかにしてくれる気がして、「よくわからないぃ🦍こんなん意味あんのかい」とつっこみながらも、ページを行ったり来たりしながら読み進めてしまいます。これがなぜなのかまだまだ腑に落ちておりません。
2024.11.2
夏が芽吹く27の秋