読書感想~ナナメの夕暮れ~

■紹介


■感想


本書を通じて、筆者から感じ取れる、探究心や素直さ。
解説で朝井リョウさんが述べているが、その源泉は、「どうしても今回の生で世界を肯定してみたかった。」という想いだ。
「世界」とは何を指すのか。
個人的にこれは「自分自身」を指しているように思う。
筆者も本書で言及しているが、世界がどう見えるのかは、結局のところ、自分次第である。
なぜならば、人間は自分というフィルターを通じてのみ、世界を見ることが出来るからだ。
それを教えてくれた本書は、大事に抱えながら生きていきたいと思わせてくれた、貴重な一冊である。


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