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社会不適合者、バイトが決まる。+おすすめ認知行動療法アプリ+うさぎと亀の話。
タイトルの通り、無事に福祉の放課後等デイサービスのバイトが決まった。
週2日、5時間と6時間を2日連続で、曜日固定である。
俳優(エキストラ)をやっていることは伝えてあるが、事務所はバイトと被ったらバイトを優先していいと言っている、と面接では言った。
実際その通りなのでまぁ大丈夫だろう。
問題は、エキストラと数時間のタイミーとワークショップしかやってない社会不適合者のほぼ引きこもりが、やったことのないジャンルの放課後等デイサービスというバイトで、5時間6時間の2日連続の勤務に耐えられるかということだ。
2日連続になってしまうのは、平日の1日はバイト自体が休みとなっている(この場合平日4日のうち2日入れることになる)ことと、2週間に1度メンクリに行くのでその曜日は入れられないことが理由である。
そもそも社会人として正社員を最終的に目指すのであれば、週5日8時間勤務に耐えられるようにならなければいけないため、そういった将来も見据えてわざと2日連続にした。
2日とはいえ連続勤務に慣れておきたかったのである。
ちなみに1月になると週3日連続勤務となり、5時間5時間6時間の週16時間勤務となる。
まぁ世の中の王道ルートの正社員は週5日8時間の40時間勤務という、こっちからしたらどんな身体してるんだと思うほどのハードモードを残業ありで日々働いていたりするので本当にびっくりする。
これは皮肉ではない。
そんな生き方ができる世の中の大多数の人々に、尊敬の念すら抱く。
そんなに働いても大丈夫な身体と精神を持っているのが羨ましい。
社不の自分がその境地まで到れるとは到底思えない。今のままでは。
なので、とりあえず慣らし運転のように週2日5.6時間勤務で働いてみようということである。
幸い、25歳だが一応ニート子供部屋おばさんなので家賃や生活費のことは考える必要はない。親に恵まれている。
というか、大学受験で病んで大した大学にも入学できず、家から遠いだの声優の夢を追いたいだの言って2.3ヶ月で大学を中退し、叶いっこない俳優の夢を追いかけてその年の秋に通信制大学に入り直して実習のために1年留年、その間に正社員の内定を貰って内定者アルバイトをしていた先でパワハラされ結局正社員として雇われる前に辞め、声優の養成所に3年半・俳優の夜間週末の専門学校に1年、計4年かけてまで入った事務所をたった1年で辞めて夢を諦めようとしている、こんな娘で申し訳無い。
双子の妹がいるのだが、彼女は普通に大学受験して普通にそこそこいい大学を4年で卒業し、そのまま一度新卒で入社したところを転職したり、転職先でパワハラで休職を経験したりしてはいるものの、今はストレートに正社員として、独り暮らしして生活費も家賃もきちんと自費で払って働いている。
雲泥の差である。同じ母親からほぼ同時に生まれたのに、私は鬱、HSP、ADHD。
妹は昔からクラスの人気者でいつも人に囲まれているコミュ力強者である。本人もコミュ力強者を自称しているほどだ。羨ましい限りである。
双子のため、あちらの方に多くそういった社会に適合できる力のパラメータが人より多く振り分けられてしまっているのではないかとすら思う。
私のように学歴コンプも変なプライドの高さもない。羨ましい。私もそのように生まれたかったし、私もそうやって普通に大学受験も正社員も頑張りたかった。
声優──今は俳優だが、役者の夢を追ったばかりに、25歳で未だに正社員未経験となっていることで、歯車が壊れている。
25歳なら、正社員として社会人3年目で後輩もいて、何かしらのポジションについていたり、早い人は結婚や出産すらしているかもしれない。
結婚や出産は今は遅くなってきていることもあり、こちらの方はあまり焦ってはいないが、未だに正社員経験がないのは多少焦りを感じる。
そしてこの焦りは、鬱の症状の1つでもあるらしい。
片親でいい年して養って家事までやってもらっているというのにイライラして親に八つ当たりしてしまうのも鬱の症状らしい。
バイトが決まったというのにこれである。
本当の意味では、鬱はまだ治っていないだろう。だが、決まった以上は働くしかない。
正直、今回のバイトが受かるとは思っていなかったため、困惑と不安がどうしても心を占めてしまう。
だが、とりあえずはやってみるしかない。
今の時代、誰でもうつ病になる可能性がある、とはいうが、結局ネガティブに考えがちな人がうつ病になるのだと思う。
だからとりあえずネガティブに考える己の習性とも言える性格を自覚して、最近は認知行動療法アプリを使って別の視点から物事を見てAIに意見を貰っている。これがなかなか良い。
「Peaceful」というアプリだ。
何か嫌なことがあった時に、その出来事とその時感じた気持ち、そしてそれに対する別の考えをAIに提案してもらうのだ。
例えば、この↓の例のように「挨拶したが無視された」という出来事があった場合、「嫌われてるからだ」と思ったとする。すると、AIが、「相手はただ忙しかっただけであなたのことを嫌っているわけではない」という別の視点をくれる。
勿論、本当のところはこの挨拶された相手にしか分からない。本当に嫌われているから挨拶を返さなかったのかもしれない。
だが、それは相手に聞かない以上はこちらの捉え方は自由なのだ。
だから、どうせ感じるならポジティブな感じ方をした方が心への負担は少ないため、それをこのアプリに手助けしてもらうのである。
うつ病の人は、うつの症状によりどうしてもネガティブに考えさせられがち(鬱のせいでそう考えさせられている)なので、もしよければこのアプリをおすすめしたい。↓
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かくいう私も、こうやって文字で言語化することで、妹と比べたところで、私は時を戻せないし、今すぐ正社員の働き方ができるわけでもないと少しだけ冷静になって前向きになれる気がする。
結局は、一歩一歩、進んでいくしかないのである。
私は、人よりも遅い歩みなので、自分のことを亀だと思っている。
亀のように、マルチタスクができないが、一つ一つのことをゆっくり丁寧にやることは得意だ。急かされても速く走れるようにはならない。仕事を覚えるのにも人一倍時間がかかるし、基本的に何事においても結果が出るようになるのが人より遅い。
だが、「うさぎと亀」の亀のように、最終的にゴール地点にたどり着くのであれば、遅くても良いと思っている。というか、最近は少しそう思えるようになった。
元々できる器用で足の速いうさぎと比べたところで、私の足は速くならないのだ。
だから、私はこの亀にあたる人を支援していきたいし、このnoteにたどり着いた、いわば世の中のうさぎに囲まれた亀にあたるような人と一緒に頑張っていきたいと思っている。
偉そうなことは言えないが、亀は亀なのだ。うさぎにはなれない。
うさぎになれたら、うさぎとして生まれてこれたら、どんなに良かったか。そう思ったとしても、悲しくて厳しいが、うさぎにはなれない。
だが、うさぎと比べなくていい。亀には亀の良さがあるはずだ。
世の中にはうさぎがたくさんいて、うさぎが生きやすいように社会は作られている。だからこそ、亀にとっては本当に生きにくいし世知辛さを感じる。だが、亀だって生きていていいはずだ。
バイトが決まった今ですら、これからのことで希死念慮を覚えて死にたくなるが、意地悪なうさぎが生きていて、繊細な亀が迫害され死ななくてはいけないなんてことはないはずだ。
そんな世の中、嫌すぎる。
まぁ実際はほぼほぼそんな世の中なのだが。
繊細で足の遅い亀も息ができるような世の中になってほしいものだ。
そもそも、どんな生き物も、息をしていいはずなのだ。
だから、私はこうやって、これからも近い境遇の人の何かの役に立つのではないかと、自分のことを、得意な文章で書いていきたい。
脱線も多かったが、とりあえずは、これからもなんとか生存していこうと思う。
これを読んでくれたあなたも私も、生き物だ。生き物なら、自分の生存を何よりも最優先にしていいはずだ。何もおかしくはないはずだ。
人間以外の他の生き物は、そうやって生きているのだから。
だから、これからも1日1日生存を目指していけたら良いと思っている。
ここまで読んでくれて本当にありがとうございました。
大変なことばかりで死にたくなることばかりな社会ですが、なんとか一緒に生存していきましょう。
これを読んでくださった方の何か役に立てたら嬉しいです。
ありがとうございました。
2024/12/01 19:38:41