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【意外な理由!?】現代人が不安を強く感じるわけとは?

みなさんこんにちは!

本日は、私たち現代人が不安を強く感じる理由についてお話しします。


現代において鬱病や不安障害などのメンタル病をかかえる方は多くなってきています。

平成29年の統計では日本人で約420万人(30人に1人)、ここ最近ではさらに急増し5人に1人は何かしらのメンタル疾患を持っているとの報告もあるほどです。


そんな現代病とも言えるメンタル疾患ですが、かかってしまう理由がかなり興味深かったので記事にまとめたいと思います。


また、メンタルだけではなく私たちの体調、脳の働きについても触れていきますので、ぜひ最後までお楽しみください。


私たちの身体の不調

近年の研究で、私たちの心身の不調は「狩猟採取時代の生活とかけ離れた生活をしているため」だということが明らかになっています。


というのも、食物が安定して取れるようになったり、技術が発達し精密な機器が扱えるようになったりと文明が明らかに進歩してきたのはここ数100年〜数千年のことです。


それ以前は何万年、何百万年と獲物を狩ったり、木の実や根菜類を食べたりと狩猟採取をして生きてきたのが人類史です。


そのため私たちの身体は、いまだ狩猟採取時代のままであり現代の生活に対応できていないんです。

その明確な根拠として、現代で一番狩猟採取時代に近い生活をしている民族を調べた研究では、現代病とも言える糖尿病やうつ病などの割合がほぼ0だったことがわかっています。


このように、私たちの身体は明らかに現代の生活に適応できていないため、不調を感じてしまうんです。


私たちが不安を強く感じる理由

では、本題に入っていきます。


私たちが不安を強く感じ、メンタル疾患におちいってしまう理由は「未来」という価値観が登場したからだと言われています。(諸説あり)


まず、そもそも狩猟採取時代の人類に「不安」がなかったのか?と言われるとそうではありません。


彼らは「狩り」を行っているわけなので、獲物が狩れなければその日のご飯はないわけです。


不安は確かに存在しています。
しかし、そこに存在する不安は「今日どうであるか?」です。


そもそも不安というものは2つに分けらていて

「目の前でどうなるか」という今の不安「この先どうなるか」という未来の不安です。


狩猟採取時代の人たちは「今の不安」しかないんです。

しかし、現代人は起きてもいない未来の不安を考えてしまいます。


私たちの脳は「目の前のハッキリした不安」への対処はできますが、「未来のぼんやりした不安」には対処するスペックが備わっていません。

そのため、現代を生きる私たちは不安を強く感じ、メンタル疾患に陥ってしまうんです。

さいごに

本日は、現代人が不安を強く感じる理由についてお話ししました。


ベストセラーにもなった「運動脳」などでも書かれていましたが、私たちの心身は古代の人類から大きくは進化していません。

そのため、近代の生活にはマッチせずそのズレから現代病とも言われる、糖尿病や鬱病などにかかる人達が増えています。


今回の記事では、不安を感じる理由のみお伝えしましたが、次回の記事では、そんな不安やストレスを解消する科学的な方法について書いていこうと思います。


何か身体に不調を感じている方、今よりさらにパフォーマンスを上げたい方などは、ぜひ次回の記事も読んでみてください!

本日は最後までご覧いただきありがとうございました!


それではまた!


【本日の参考図書】

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