マグニフィセント・セブン(magnificient seven)とは?~知らないとヤバい!?徹底解説~
みなさまこんにちは。時事問題を記事にしている玉井です。
今日ご紹介させていただくのは、最近GAFAMに代わって注目され始めているマグニフィセントセブンの概要とその注目理由です。
GMやIBの人たちにとってはもはや説明されずとも知ってるよという内容なので、今日は時事問題初学者や最近就活を始めた学生に向けて発信していきたいと思います。
概要:
マグニフィセントセブンとは
Google,Amazon,Meta,Apple,Microsoft,Nvidia,Tesla
の7社で構成される
アメリカの超巨大テクノロジー企業
のことです。この7社だけで日本、フランス、中国、英国を合わせた市場規模を越えてしまうのですから7社がいかに大きな企業かは想像に難くないでしょう。
また、事業内容に関しても、想像しやすいものが多いのではないでしょうか?
Appleはアイフォンの製造、Googleは検索エンジン、Metaはインスタグラムなどなど、、、
ここで初学者には少しわかりづらいであろう、NvidiaとTeslaのビジネスについて軽く触れていきます。
まずはNividiaについては、半導体を製造している会社です。半導体は人工知能やスマホ、EV車などにおいて必須のアイテムで需要は今後も右肩上がりで伸びていくことが予想されています。
次に、Teslaについてですが、先ほども少し触れましたEV車を製造している会社です。CEOが有名なイーロンマスク氏ですからそれで覚えている方もいるのではないでしょうか?
伸びている理由:
① 米国マクロ環境の改善
② 生成AIの誕生による半導体関連企業への需要増
があげられます。
①に関しては分からない方も多いと思うので少し解説しておきます。
この2年間アメリカはインフレを抑制するために米中央銀行(FRB)が今年までえげつないスピードで利上げをしていました。利上げをすると経済が引き締まるためマクロ環境は悪化するわけですね。テック企業はマクロ環境に大きく影響を受けるといわれているグロース株に該当します。(その理由については前提知識がかなり必要で難しいためそういうものだと思ってください)従って、2022年から2023年にかけてのマクロ環境はマグニフィセントセブンには逆風だったわけですね。
しかし、その状況が改善しつつあります。12月のFOMC(米政策決定会合)では利下げのタイミングについて議論したとあり、市場は経済緩和について自信を強める結果となりました。
そうなると、マグニフィセントセブンはさらなる成長が期待できるでしょう。
ただ、課題もあります。マグニフィセントセブンが市場のウエイトを多く占めてしまうとそれらの企業業績にインデックスが影響を強く受けてしまうようになり過度にボラが上がってしまいます。そうなると、株式市場プレミアムが向上する原因(βの上昇とほぼ同義。詳しい内容は難しいので省略)となり、株式自体が魅力的な投資対象ではなくなってしまいます。
まとめますが、マグニフィセントセブンとは
巨大テック企業7社の総称
であり、その7社は現在、
株式市場において絶大なパワー
を有しているということです。そして今後も
成長が期待できる
反面、マグニフィセントセブンに頼りきりでは
株式市場は衰退してしまう
でしょう。
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