玉井大貴

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最近の記事

1週間のマーケットサマリー

皆様こんにちは。 北海道大学(北大)在学、札幌出身の玉井大貴です。 投稿がご無沙汰してしまい大変失礼いたしました。 現在わたくしは社会情勢や経済情勢に詳しくなるためにその日に起きた出来事をまとめて1週間に1度アウトプットする取り組みを実施しています。(社会情勢といっても逮捕・裁判といったセンシティブなニュースは含めず、あくまでも経済ニュースを中心にご紹介していきますのでその点はご了承いただけますと幸いでございます。) もし、ご興味があればわたくしのアウトプットを拝見いただ

    • 英語新聞を読むために必要な英単語を学ぼう!

      皆さま、ご無沙汰しております。 北海道大学(=北大)に通う札幌在住の玉井大貴です。 今日は今までの投稿とは少し毛色を変えて、英語の新聞記事を読む際に知っておくとお得な英単語をお伝えしていきたいと思います! in line with economists’ expectations :市場予想と一致しているという意味。  production curbs :生産抑制のこと。OPEC+などでこのテーマが話題に上がる。 titans :タイタンという古代神話に出てくる神になぞ

      • プーチン氏再選~日本への影響は!?~

        こんにちは。 時事ニュースの解説をしている北海道大学(北大)、札幌在住の玉井大貴です。 本日はロシアの大統領選挙の結果について速報性を持ってお伝えしていければと思います。 結論から言うとプーチン大統領が再選しました! ただ、これは事前にある程度織り込まれていた内容でしたが驚くべきは前回よりもプーチン大統領の得票数と投票率が格段に上がっている点です。 ロシア各地で戦争反対のデモ等が起きているにもかかわらずすごい人気を誇っていることが今回改めて示されました。 以上が速報でしたが

        • スーパーチューズデーを振り返る

          こんにちは。 時事ニュースの解説をしている北海道大学(北大)、札幌在住の玉井大貴です。 今日はスーパーチューズデーの結果を振り返って本選に向けた注目点についてご紹介していきたいと思います。 スーパーチューズデーとは米大統領選の予備選のピークを示す言葉で2024年3月5日がまさにそうでした。 予備選は共和党・民主党それぞれの代表者を決める選挙のことです。 日本はどの政党を応援するかということを投票するのが選挙だというイメージかと思いますが、米国では共和党と民主党が圧倒的な力を

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          全人代で起きた中国の”改悪”とは⁉

          こんにちは。 時事ニュースの解説をしている北海道大学(北大)、札幌在住の玉井大貴です。 今回は、先日に行われた中国全人代で起きた歴史を変えてしまいかねない出来事についてお話をしていきます。 この出来事によって日本をはじめ世界はより一層、地政学リスクを抱えることになります。 是非最後までお読みいただき今のリスクについて正しくとらえましょう。 さて、結論ですが、そのリスクとは中国の政府が機能しなくなることです。 どういうことかを説明するためにまずは中国の政府機関の概要からお話を

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          エヌビディアの高騰から見る日本市場の課題

          こんばんは。時事ニュースの解説をしている北海道大学(北大)、札幌在住の玉井大貴です。 今日はなんとエヌビディアがついに一時的にアマゾンの時価総額を上回りました。 GAFAM1強時代と言われていた数年前からは考えられない出来事だったと個人的には感じています。 そこで今回は米国市場のVUCAから見る日本市場の弱みについてお話をしていければと思います。 前項でも挙げさせていただいている通り、米国市場は数年経てば時価総額上位100位の企業は大半が入れ替わってしまいます。 しかし、

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          アメリカ大手銀から学ぶ経営戦略

          こんにちは。 時事ニュースの解説をしている北海道大学(北大)、札幌在住の玉井大貴です。 本日はアメリカ大手銀行がやっている経営戦略の中で日本の地銀が学ぶべきだと思ったことがあったので皆様に共有致します。 米国大手銀は現在、 支店の積極的な出店 を行っています。 特にバンカメ、JPモルガンなどでその傾向が強いようです。 ではなぜ支店の出店に力を入れているのでしょうか? 答えは、地域住民、特に富裕層に「ファイナンシャルアドバイスを提供できる」場所となることで預金額を増やす

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          EV勢力図に変化⁉~中国の台頭~

          こんばんは。 時事ニュースの解説をしている札幌在住の北海道大学(北大)の玉井大貴です。 今日はEV業界のトレンドについてお話していきます。 結論から申し上げますと、 中国のEV会社が勢いを増しています。 BYDなどの中国メーカーが勢いを増す中で、米国のEV社は失速気味です。 2023年までは飛ぶ鳥を落とす勢いであったテスラも2024年は調子がとても悪いです。業績見通しを下げたり、イーロンマスクの給与問題で被告が裁判で敗訴したりとベア市場です。 ただ、中国の海外投資家からの見

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          半導体関連株に過熱感

          皆さまこんにちは。 株や投資に関するニュースを発信している札幌在住の北海道大学(北大)の玉井大貴です。 本日は簡単に半導体関連株の買われすぎに警鐘を鳴らしていきます。 私が買われすぎと判断する理由は2つです。 1つ目:予想利益に関するPERが圧倒的に高すぎること 2つ目:2024年は地政学リスクによる米国の輸出規制や米国大統領選挙といった逆風が吹いていること では今年はどんな銘柄が注目でしょうか? 私はヘルスケアセクターが買い時と考えます。 理由は2つ。 1つ目:202

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          ゾンビ企業の増加ってナニ⁉~ニュースから学ぶ時事問題~

          こんばんは。時事ニュースを解説している北海道大学(北大)の玉井大貴です。 今日はゾンビ企業の増加という少しとっつきにくいテーマについてお話していきます。 毎回、お断りを申し上げておりますがこのブログでは逮捕・犯罪といったテーマの記事の執筆を行っておりません。 (逮捕や被害者がいる事件などは様々なご意見があり、素人のわたくしが見解を述べられるような立場にはないと思っているからです。) さて、今日はゾンビ企業についてですが、ゾンビ企業とは インタレストカバレッジレシオが1以下

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          星が見えなくなる⁉人工衛星の弊害とは?

          皆さま、こんにちは。 時事ニュースの解説をしている札幌在住の北海道大学(北大)の玉井大貴です。 本日はいつもの堅いニュース解説ではなく皆様の目を引くようなトピックをご紹介していきたいと思います。 *事前にお断りを入れておきますが逮捕・容疑者等の犯罪ニュースを取り上げることは当ブログの意向に反しますためできませんことをご了承くださいませ。 早速でが、皆様は星を見ることは好きですか? 星を見ると心が落ち着き日ごろのストレスを忘れることができるでしょう。 そんな星を見ることができ

          星が見えなくなる⁉人工衛星の弊害とは?

          航空会社の事故から考える個社株式投資のリスク

          こんばんは。ニュース記事の解説をしています、北海道大学(北大)の玉井大貴です。 今日は今ニュースでよく報道されている航空機事故を教訓に株式投資の”落とし穴”についてお話をしていきたいと思います。 まずは今回の航空事故にて被災された皆様やご親族の方、また影響を受けられた皆様には、心からお見舞い申し上げます。 今回は実は海外でも 1歩間違えれば大惨事になっていた出来事 があったのでご紹介致します。 その事実とは、、 2024年にアメリカボーイング社の航空機体から構造上の問

          航空会社の事故から考える個社株式投資のリスク

          不正カルテル問題の本当のモンダイ

          こんばんは。 時事問題を解説している札幌在住の北海道大学(北大)の玉井大貴です。 今日は今話題になっている、損害保険4社のカルテル問題(逮捕ではないことに注意してください。 逮捕=刑事事件 となっており、カルテルによる処分は今のところ行政処分のため行政事件となっています。)について解説致します。 そもそもカルテルとは競合の企業同士が不正に価格を秘密裏に調整し、収益を安定させる行為のことを言います。 カルテル自体は逮捕・犯罪に直結する とはいいがたく、それ単体で誰かが逮

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          戦争犯罪に巻き込まれないために~ニュースを見て考えなければいけないこと~(後編)

          こんにちは。時事問題を解説している北海道大学(北大)の玉井です。 前回の続きとなっておりますので前編をお読みでない方は以下より一度目を通していただいてからこちらの記事を見ることをお勧め致します。 https://pando.life/article/123998(Pando) https://note.com/daiki1008/n/n673b96c1df97(note) さて、前回はイスラエルとハマスの戦争がなぜ起こったのかについて解説しましたね。 今回はその戦争

          戦争犯罪に巻き込まれないために~ニュースを見て考えなければいけないこと~(後編)

          マグニフィセント・セブン(magnificient seven)とは?~知らないとヤバい!?徹底解説~

          みなさまこんにちは。時事問題を記事にしている玉井です。 今日ご紹介させていただくのは、最近GAFAMに代わって注目され始めているマグニフィセントセブンの概要とその注目理由です。 GMやIBの人たちにとってはもはや説明されずとも知ってるよという内容なので、今日は時事問題初学者や最近就活を始めた学生に向けて発信していきたいと思います。 概要:マグニフィセントセブンとは Google,Amazon,Meta,Apple,Microsoft,Nvidia,Tesla の7社

          マグニフィセント・セブン(magnificient seven)とは?~知らないとヤバい!?徹底解説~

          日銀の政策修正で何が変わる?~我々が日銀の動きに注目しなければいけない理由~

          日銀の政策修正で何が変わるのでしょうか? 最近、政策修正の思惑から注目が集まっている植田総裁と日銀。 彼らの意思決定が我々の生活にどう影響を与えるのかについて今日は書きたいと思います。 まずは、日銀が現在行っている2つの主な政策についてお話していきます。 1つ目は、量的緩和政策。 日銀は、市場に出回っている債券を購入することがあります。これによって市場にお金をどれくらい供給するかを決めることができます。(マネタリーベースの決定) この買い入れ金額を増やすことが量的緩和です。

          日銀の政策修正で何が変わる?~我々が日銀の動きに注目しなければいけない理由~