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++指先から伝わる、繊細な気持ち。想いあうふたりを応援したくなる!++

こんにちは!よわよわデザイナーです。

「大丈夫なエンタメ」では、戦闘モノやホラーはちょっと苦手。心が疲れている。今日は癒されたいなあ…。
そんな方々に向けたやさしいエンタメを厳選してご紹介していきます。

第9弾は「ラブコメ」です。
少女モノと思われがちですが、練りに練られたストーリーを侮るなかれ。人が人を思う気持ちは全世代共通、何歳になっても心が温まります。
繊細な絵柄やリアルな感情描写にも注目です。

今回は筆者のおすすめラブコメをご紹介していきます。


ゆびさきと恋々
https://yubisaki-pr.com/books/


・手話ならでは、いや手話にしかできない感情表現。

耳の聴こえない主人公雪と、世界を飛び回るバックパッカーの逸臣。ジェスチャー、言葉の壁、共通の課題がふたりをつなぎます。
「いいよ」「好き」「もっと」など、手話にしか出来ない表現がとにかく素敵!指先の繊細な表現に、ぐっと惹きこまれてしまいます。


・日常と心象風景が混ざり合う、美しい世界観。

音のない世界に生きる雪にとって、見えている世界は繊細。特に印象的なのは二人が出かけた公園で、藤の花が出てくるシーン。美しい藤の中で、お互いの姿がきらきらと際立ちます。

また、これは個人的にですが、、単行本の背表紙のカラーリングがとっても気に入っています!並べるとパステルカラーのグラデーションになっていて、これがまた素敵なのです…!
気になる方はぜひ並べて、眺めていただきたいです。笑


・出てくる人物みーんな魅力的。箱推ししたくなる!

どの人物にもそれぞれの想いがあって、共感し始めると止まりません。笑
一見ツーンとクールな桜志にも実は胸に抱えた思いがあったり…。心の一途なところや、エマの揺れ動く思いなど、出てくる人物みんな一生懸命で応援したくなってしまいます。
同時に、人が人を想うことの嬉しさや優しさもぎゅっと詰め込まれていて胸に響きます。


いかがでしたでしょうか。

筆者は逸臣が雪に想いを伝える場面で毎回グッときています。次はどんな表現をしてくれるのか楽しみです!
皆さんもぜひ、きらきらと温かいふたりの世界を覗いてみてください。

それでは本日も、よいエンタメを!

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