見出し画像

『アンソロジーしずおか 戦国の城』(静岡新聞社)

徳川、武田、今川、北条…名だたる武将が割拠した戦国時代の静岡。当時、駿河、遠江、伊豆の三国に分かれていた静岡の要衝に築かれた幾つもの城。
そこは武門の意地と誇りと悲哀が渦巻く戦いの最前線だったー。
気鋭の実力派、歴史・時代小説作家10人が、静岡の10の城を舞台に書き下ろした珠玉の短編集。華麗なる戦国絵巻が、ここに誕生!

歴史小説家の団体「操觚の会」に所属する10名の作家(秋山香乃、芦辺拓、彩戸ゆめ、蒲原二郎、坂井希久子、杉山大二郎、鈴木英治、永井紗耶子、早見俊、谷津矢車)が、戦国時代の静岡の城をテーマに1話ずつ書いています。
私は今川家滅亡を描いた懸川城攻防戦(今川氏真vs.徳川家康)の物語 「最後の城」を執筆し、さらにあとがきも担当しています。

■芦辺拓「時満つる城」(堀川城)
■永井紗耶子「梅花の鏡」(諏訪原城)
■谷津矢車「意地は曲がらず」(韮山城)
■坂井希久子「紅椿」(曳馬城)
■蒲原二郎「残照」(蒲原城)
■彩戸ゆめ「風啼きの海」(下田城)
■杉山大二郎「最後の城」(懸川城)
■鈴木英治「井川の血」(今川館)
■早見俊「返り咲きの城」(山中城)
■秋山香乃「老将」(高天神城)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?