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行った気になる世界遺産/鈴木亮平
俳優の鈴木亮平さんが好きで購入。
前々から買ってあったが
昨日ドラマの「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」(主演が鈴木亮平さん)を見て、悶え
ドラマが終わり次第読み出した。私はいたって単純だ。
鈴木亮平さんは学生の頃から海外に興味があり
留学をしたりしている。
英語が堪能である。
それだけでなく、世界遺産検定一級所持で、世界遺産に触れることが趣味でもある。
そんな鈴木さんの初書籍がこちらの一冊だ。
表紙から挿し絵も鈴木さん。なんだ、ただの多才か。
文章もまた上手だった。
読みやすく、二時間で読了。
「フィクションです。」の一文がなければ、ただの旅行記だと思うのだろう。
どこまでが事実で、どこからが作り話か分からない。
色々な世界遺産の場所に鈴木さんが行った風になっているが
掲載されている場所には行ったことがないらしい。
おそらく、知識や人からの話でここまで仕上げたのだろう。
この妄想旅行記はまるで俳優の仕事を鏡でうつしたようだ。
役柄を演じる時
原作を読むのはもちろんのこと
徹底的に調べ上げ、肉体改造も含めて役になりきるのが鈴木亮平さんの魅力だ。
そんな俳優人生を何十年もした鈴木さんなら
まるで行ったように語るのは造作もないのかもしれない。
私が印象的だったのは「かつての世界遺産 ドレスデン・エルベ渓谷」
また、ビールの乾杯時に言うあの言葉は本当なのだろうか。
私はまだ海外旅行に行ったことがない。
こんな風に世界遺産に触れると、海外旅行に行きたくなる。