志村流/志村けん
志村けんさんの話し言葉で書かれた、成功哲学の本である。
さくさく読める。読みやすい。
「個性は変人。常識は凡人」
「二等賞がホントの一等賞」
等、プライベートの志村けんさんが仕事で大切にしていることがたくさん描いてある。
バカ殿等は緻密な計算や準備の上に成り立つキャラクターなのである。
志村けんさんは仕事において、非常に真面目でストイックである。
それでいて、お酒やタバコ、女性にはだらしない。
その人間臭さがお笑いにも反映されているのだろう。
あれだけ仕事で成功をおさめている人が
プライベートではこうしてガス抜きをすることはとても大切だと思う。
そもそも凡人の発想や生き方では、芸能人としては成功しないだろう。
個人的には、芸能人はタバコやお酒や女性にだらしなくてもいい。
いい仕事さえしてくれれば、私は構わないと思っている。
芸能人の仕事においては、いい人であろうとつまらない芸では、芸能人失格だしね。