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賃貸か持ち家か?こだわりマイホームを手放して賃貸生活でお金も貯まりました/アベナオミ
著者のアベナオミさんは、農家の家で育った。
四世帯が住む実家はとても広かったらしい。
結婚後はメゾネットタイプのアパートに6年住み、長男の小学校入学を機に実家近く(実家の土地)に家を建て、そこに引っ越した。
子育て中、実家に頼っていたため
実家近くに住めばサポートも手厚く楽ができる、という目的もあった。
当時アベさんはWワークをしており、旦那さんも激務だった。また、アパート近くには知り合いが住んでいなかった。
アベさんも旦那さんも実家は戸建てだった為
マイホームを持つことはお互いの夢で
終の棲家としてこだわり抜いた家にしたようだった。
だけど、いざ引っ越しをしてみると
・掃除に時間がかかる。
・家が広すぎて行き来が大変。
・部屋が温まったり、涼しくなるまで時間と電力がかかる。
・家が物で溢れている。
・庭の手入れが大変。
・ベランダや庭を案外活用しない。
・ゴミ当番
・町内会
・地元のため、近所の人と顔見知りで動きをよく見られている。
といったデメリットを感じたらしい。
やがて次男と長女も生まれ、人生を見直した時に
老後の蓄えや養育費を増やそうと思い、お金の使い方を見直したり、断捨離をした際
マイホーム暮らしは合っていないのではないかと考え
賃貸マンションに引っ越しをし、今に至る。
そういった内容となっている。
私は読みながら、私も賃貸の方が合っている気がした。
生まれてから私は実家を出たことがないし
家を継ぐように言われて育った私は
将来は実家で暮らすか
実家の土地に家を建てるのが当たり前だと思っていた。
多趣味で物をたくさん持っているため
収納に特化した家が合っていると思っていた。
実際家を引っ越すことになった際、私が両親に伝えた希望はトイレが二箇所あり、収納を増やしてほしいということだった。
だが、年齢を重ねるにつれ、私はマイホーム暮らしは合っていないのではないかと考えるようになった。
本にも書いてあるように、家が広いとその分掃除が大変であり、庭の手入れも大変なのである。
なまじ部屋が広い分、空きスペースは物置にもなりやすい。
また、ゴミ当番や町内会の付き合いも私にとっては面倒に感じることだった。
母親が入院し、それをより痛感している。
また、前の職場も今の職場もどちらも広いところに移転した結果
やはり掃除が大変になったし
部屋をあたためたり、涼しくするのが大変だとも痛感している。
私はバーベキューに興味がない。
ガーデニングや野菜作りにも興味がない。
だから広い庭は必要ない。
DIYもできない。
だから、よりよく自由にリノベできる建物や土地は必要ない。
ものぐさな私は、掃除が楽できる賃貸の狭さの方が性に合っている。
元彼が2LDKに住んでいた時、最高だとよく思った。
キレイだし、掃除も楽だし
これだけの広さで十分だとよく感じた。
母親が退院した後、私は更に今後の人生を考える必要がある。
将来に向けて更に断捨離し、お金の使い方を見直さなければ。