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45歳(独身)、どんな感じ?/森下えみこ
大好きな森下えみこさんの新刊。
森下えみこさんのコミックエッセイ本が大好きで全部持っているし、表紙や挿絵の本を本屋で見掛けると嬉しくなる。
今作もゆるーく日常や40代の喜怒哀楽や近況が描かれていて、クスリと笑ったり、共感した。
やっぱり森下さんの作品、いいなぁ。好き。
森下さんはよく、昔から他の人と同じような普通の生き方ができないことを描いていて共感してきた。
今作では「40歳を機に上京したのも一般的ではない」と言われたことも描いてあるが
それに対し
「一般的ではないいまが一番自分になじんでる気がする」
「45年もよく生きてきたのではないでしょうか」
という心の台詞が印象的だった。
私も独身のままもうすぐ40歳を迎えるが
昔より今の生き方の方がなじんでる気がするし、今まで色々あってもよく生きてきたなぁ生き残ってきたなぁという印象。
晩婚化少子化とはいえ、まだまだ独身は肩身が狭い世の中だが
独身の方のエピソードに親しみを感じるし、ホッとする。
私はまだ宝塚デビューしていないが、来年は行けたら一度行ってみようかな。
お母さんが宝塚が好きで、その影響でもともと人生で一度は行ってみたかったのだけど
このエッセイ見たら尚更行きたくなった。楽しそう。
余談だが、まさかスピッツのライブに行っていたとは、とビックリした。しかもエコパアリーナ。
ベルゲン会員としては、スピッツネタが嬉しかった。