ハリー・ポッターと炎のゴブレット/J.K.ローリング
ハリー・ポッター四作目。
読んでいてなかなか辛かった。
読むのは二回目だから大雑把な内容は覚えていたのだが
それでもキツい。
ハリーとロンの長引くケンカや
ハーマイオニーとロンのケンカや
下巻の戦いが
なかなかにしんどい。
この巻から上下巻になるわけだが
そのページの長さの中に
なかなかにしんどい内容がてんこもりなのである。
フレッドやジョージの明るさに救われるし
ウィーズリー夫妻の優しさもありがたい。
個人的には好きなキャラクターの死が切ない。
いい人だったのに、あっという間に死んでしまった。
裏切り者があの人だったのは意外だった。
日本ではあり得ないに近いが
外国ならではの名付けとトリックだと思った。
癒されるシーンは「ハーマイオニー」の呼び方練習シーン。
飲み物とってきたり、休暇中のデートやダンスパーティーに誘ったりと、男らしくて誠実でよい。
モテモテなのに、他の異性に見向きもしないところもポイント高い。
一回目に読んだ時は亡くなった人が好きだったが
こうして読み返すと
ハーマイオニーのダンパ相手が非常に素敵である。