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美しき国宝天守 彦根城 | 日本100名城登城記

「今日は別行動やから」というセリフから始まった1日。
小学1年生の長男は全国統一小学生テストを受けに行くという事で2歳の長女と遊びに行っておいでと言ってもらえたのでこの機会に長らく滞っていたお城巡りを再開することにしました。

久しぶりの城訪問に行くからにはやっぱり彦根城に行きたいという事で行先はあっさり決定しました。

彦根城は自宅から車で2時間程の行程、ガソリンを満タンにしていざ出発です。

奈良から滋賀に北上する途中に実家があるので急遽両親にも声をかけて4人での旅となりました。

天気も良く絶好のドライブ日和、渋滞のない高速を快適に進んで2時間で彦根城に到着しました。

車を停めてまずは腹ごしらえです。
キャッスルロードから1本入ったところにあるELSOL(エルソル)でお昼を頂きました。

おちついた店内。

近江牛を使用したひこにゃんバーガー、可愛くて美味しかったです。
キッズメニューもあり食べるのが好きな長女も喜んでいました。

腹ごしらえが済んだらいよいよ彦根城へ。
この時点で12:30、15:00には出発しないといけないので急いで行きましょう。

京橋口の広い堀を見るだけでもテンションが上がります。

堀の中には鯉も泳いでいました。

大手門から入ることも出来ましたが今回は表門から登城することにしました。その方が帰りに近いので。

表御殿跡の彦根城博物館の展示も気になりましたが、今回は時間が無かったので寄りませんでした。


チケットを買って山切岸を見ながら石段を上がって行きます。
ここだけ見るとタイムスリップしたようです。

娘も頑張って歩いてくれました。少しだけ…手に持っているひこにゃんは今回買ったのではなくイベントボランティアをやっていた両親が岡山出会ったイベントの際に抽選で当たったものらしいです。

石段を登ると彦根城の見どころの一つである大堀切にたどり来ます。久しぶりの風景にテンションが上がります。

病気を患っている父の為にもあまり急いで進めないのでこの後鐘の丸で一休みしました。

休憩後再度登っていきます。
こちらも見どころ、長浜城の大手門を移築したと言われている天秤櫓。

大手門と表門からの両坂道を登りつめたところにあります。目の前の廊下橋は戦時には落とすと伝わり、表門山道、大手門山道を上がってきた敵兵が天秤櫓の高い石垣を登らないと本丸へ侵入できませんので重要な拠点となります。この廊下橋に接続する櫓門部分を中央に、両坂道に面している多聞櫓の角を二重櫓とすることで、左右対称となっており、天秤櫓の名の由来となっています。他の城から移築したものと考えられます。建物土台の石垣は向かって右側が築城当時の打込みハギ積み、左側が江戸時代後期の改修による落とし積みとなっています。

彦根城HP

右側の石積み

左側の石積み。
年代が違うのがすごくよくわかります。こういう事を知って見に行くと面白さ倍増ですね。
天秤櫓の中にも入れましたが、以前に何度か入ったことがあるので今回は寄らずに進みました。

時報鐘(じほうしょう)

城全体に響くようにと『鐘の丸』より移されたもので、今も定時に鐘がつかれ「日本の音風景百選」に選ばれています。
幕末期12代藩主直亮の時に、より美しい音色にしようと鋳造のさい大量の小判が投入されました。
隣接する聴鐘庵は茶屋として薄茶(お菓子付¥500)を楽しむことができます。(9:00〜16:00)

彦根城HP

両親とは子供の頃(多分5歳とか位)大雪の時に一度彦根城には来ていたのですが、両親はそれ以来。最初全然覚えてないと言っていましたが、この辺りでここで抹茶のんだ気がすると色々思い出していたようでした。

トンビが飛んでいました。天守までもう少し。

彦根城太鼓門及び続櫓

天守がある本丸表口をかためる櫓門で、城内合図の太鼓を置いたところから名付けられたと言われています。建物の背面が解放され、高欄付きの廊下となっており、櫓では大変稀な構造となっています。なお、解体修理に伴う部材調査によりどこかの城門を移築したものであることが判明しています。

彦根城HP

いよいよ天守が見えてきました。

う~ん、やっぱり日本中のどのお城よりも美しい!!あくまで個人の意見です(;^_^A

彦根城太鼓門をくぐるをいよいよ本丸です。

国宝 彦根城天守
附櫓やぐら及び多聞櫓

天守は3階3重の屋根で構成されています。屋根は「切妻破風(きりづまはふ)」「入母屋破風(いりおもやはふ)」「唐破風(からはふ)」を多様に配しており、2階と3階には「花頭窓(かとうまど)」、3階には高欄付きの「廻縁(まわりえん)」を巡らせるなど外観に重きを置き、変化に富んだ美しい姿を見せています。
大津城から移築されたといわれ、政治的象徴としての外観の美しさだけでなく、城本来の機能である軍事面でも優れています。昭和27年(1952年)に国宝に指定。
彦根城以外の国宝天守は、姫路城・松本城・犬山城・松江城だけです。
夜間はライトアップされ彦根市のランドマークとして市民に親しまれています。

彦根城HP

彦根城はとにかく破風が美しいです。

ひこにゃんとの2ショットも撮ってみました。

本丸から琵琶湖を望む。

別角度から。

ちょうどひこにゃんが登場する時間だったので少し待って見て行くことにしました。

かなりの人だかり、ひこにゃんの人気衰えず。

帰りの時間が迫っていたのでひこにゃんとお別れして帰りは大手門から彦根城を後にしました。

帰りお土産は欠かせないのでたねや彦根美濠の舎でカステラを買いました。

せっかくなのでスイーツでもという事でCLUB HARIEでコーヒーゼリーを頂きました。

飲むコーヒーゼリー美味しかったです。

彦根を出発したのは15:00、帰り高速までは少し混んでいましたが、高速道路は快適に走ることが出来て計画通りの時間に帰宅する事が出来ました。

今回は駆け足の登城であまり回れませんでしたが、久しぶりに彦根城に行けて楽しかったです。
これを機に城巡り本格的に再開したいところです。


撮影情報

撮影日時:2023年6月4日
カメラ:Canon EOSR6
レンズ:RF24-105mm F4 L IS USM

情報

別名
金亀城(こんきじょう)
城地種類
平山城
築城年代
1607年 1604年(慶長9年)工事始まり、約20年間
1622年に城下町、完成 井伊直継、井伊直孝
城主
井伊家
主な遺構
天守、天秤櫓、太鼓門櫓、西の丸三重櫓、二の丸左和口多門櫓、馬屋、本丸、西の丸、山崎曲輪、太鼓丸、鐘の丸
天守の現況・形態
現存 三層複合式
ホームページ

彦根城登城案内

営業日
年中無休
(開国記念館は12月25日から12月31日まで休館します)
開場時間
08:30~17:00 (最終入場は彦根城、玄宮園は16:30まで 開国記念館は16:45まで)
終了時間までに退出いただくため、天守、天秤櫓、太鼓門櫓、西の丸三重櫓、馬屋の建物内は16:45に閉門します。
料金
入城券(彦根城の観覧料金 玄宮園を含む)
大人 800円・小中学生 200円など
※詳しくはホームページをご覧ください。
スタンプ設置場所
開国記念館

彦根城の所在地

〒522-0061 滋賀県彦根市金亀町1-1



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