生きるのってめんどうくさい、とときどき思うことは、しあわせなのかもしれない
「生きるのって、めんどうくさいなあ」
ときどきそう思う。
別になにがあったということもなく、ただ唐突にそう思うときがある。
お腹が減ればご飯を食べたくなるし、食べるためには作るなりチンするなり準備しなくちゃいけない。出前ならスマホで選んで注文しなくちゃいけないし、家で食べるなら買ってこなきゃいけない。1週間分の食料を買ったりもする。ものを食べたら歯磨きをしないと、虫歯になったらもっとめんどうくさいから。
動いて暑ければ汗をかく。汗をかけばお風呂に入らないといけないし、お風呂に入れば髪を乾かさなきゃいけなかったり、着ていた服は洗濯機で洗って干さなきゃいけない。寒ければその分着込むから洗う服も増える。
生きているだけで、やることがある。やらないといけないことも増える。
生きるのって、想像以上にめんどうくさいことが多い。
同じようなことを違った切り口で書いています。
それでも僕たちは生きていくから
僕は、とにかくめんどうくさいことが嫌いです。
ときどき天井を見上げて「生きるのめんどうくさい」ってつぶやきます。
でも「でもまあ、それでも生きていくんだからなあ」と思います。
どうせ生きるなら、だったら楽に生きれたらいい。めんどうくさいなと思うより、楽しいほうがいい。
だから自分の大事なことを、大事にしていこうと。めんどうくさいことは最小限にして。
めんどうくさいことはしないとは、自分にとって必要か、そうでないかということ。
毎日違ったお昼ごはんを食べることはしないと決めたし、今の固定でご飯を食べたほうが僕はいいと思えている。奥さんがつくってくれた美味しい夕食が食べられるし、デートしたときに美味しいランチを食べることだってできる。
僕にとって毎日考えたり、作ることを省けたほうがいい。
でも誰かから見たら、めんどうくさいこともできる。書くことだってめんどうくさい。毎日書くためにわざわざ車で30分かけてカフェにいくことだって。1時間かけてサウナにいくことだって。月1回まだ日も上がらない午前3時に起きて車を走らせて、それから何時間もかけて登った山を何時間もかけて下りてくるってめんどうくさいこともしてる。
好きだから。めんどうくさくないこともないけど、めんどうくさいとは思わない。
めんどうくさいなあって、ときどき思うことはしあわせだ。
好きなことはめんどくさいなんて思わないけれど、その分好きなことを再確認できる。どうすればめんどうくさいことを減らして、好きなことをできるかを考えさせてくれる。
そしたらもっとしあわせになれる。
めんどうくさいけど、ときどき考えてみよう。めんどうくさいこともわるくないなって思えるから。
めんどうくさいあなたへ
めんどうくさい物書きより
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