【「療法士3.0」社会に価値提供するには】
療法士は、これからの社会に価値を提供することができる人たちだと思う。しかし、現実的に医療や介護の枠を超えて活動している人は少ない様に思う。
それはなぜか、ロールモデルがないことや、何から始めらばいいかわからないという事だと思う。というわけで、今回は自分の経験をベースに、医療や介護とは違う業種の人と価値を創造するためのヒントについてまとめようと思います。
まず、始めに僕はどんなことをしているか。
2013年より、宮城県の石巻市で非営利型の一般社団法人りぷらすを経営しています。埼玉県より移住し、地縁が無い中で起業し、現在3つの事業を行なっています。
なぜ、知らない地域で起業?
2011年7月〜東日本大震災の最大被災地である石巻市にボランティアとして入る様になりました。そして、12月に移住しました。それまでは埼玉に住んでいました。
同じお金(税金)を払っているのに、これほどまでに資源(医療機関や専門職)の格差があるのはなんなのか?資源が多いところでこのまま仕事をするべきか、それとも今必要とされているところで仕事をするべきか、悩みました。そして、結果として後者を選択しました。
そして、多くの被災された方の支援活動をしている中で、あるきっかけがあり、ボランティアの限界を感じ、2012年に起業を目指し、2013年に法人設立しました。
そして、現在下記の3つの事業を15名くらいの仲間と行なっています。
1)介護障害福祉事業
2)コミュニティーヘルス事業
3)仕事と介護の両立支援事業
これらの事業は、それぞれ様々な企業さんやNPOさんと協働し、各事業とも様々な機会で研修や講演の機会をいただき、またメディアで紹介いただいています。なので、少しは役に立つことをお伝えできると思います。
さらに知りたい方は、ググると出てくると思いますので、気になる方はお調べください。
療法士と価値について
そもそも、価値とはなんだろう。
Wikipediaによると価値とは、
どれくらい大切か、またどれくらい役に立つかという程度。またその大切さ。ねうち。
とある。
つまり、誰かの役に立つか、そして値打ちがあるということ。
普段僕たちの値打ちは、診療報酬や介護報酬で決まっている。
しかし、他業界へ価値提供する場合は、「保険」の枠から外れることになる。そこで初めて、自分の価値(値打ち)について考えることになる。
そして、他業界における価値を知るには、その業界における課題やニーズについて知らなければならない。つまり、医療や介護の枠に留まっている限り、他業界への価値提供は無理ということになる。
でも、外に出れば、課題やニーズはゴロゴロ転がっている。どんどん医療・介護職以外の人とディスカッションすると良い。
価値創造に必要な要素
多くの場合、価値は創造することになる。そこで初めて、提供することができる。そこで、価値を作るポイントについて考えた。
1)原体験について
2)目線を変える
3)人に聞く機会を定期化すること
1)原体験について
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