日本酒イベントレポート:日本酒フェア2022
日本酒フェア2022に参加してきました!
今回はその様子をレポートしてみます。
イベント概要
個人的には、日本酒のイベントでは、かの有名な新潟県での「にいがた酒の陣」、広島県での「西条酒まつり」とまではいかなくとも、かなり大型の日本酒イベントの一つだと思っています。
過去、自分が何回参加したを思い出そうと写真を振り返りましたが、
2014年
2017年
2018年
2019年
の記録はありました。
となると、2015年、2016年は参加してなかったのか…?
いや、毎年参加していたような気がしたのだが。
参加していたら必ず飲んだ日本酒の写真を撮っていたり、味のメモを取っているはずなのですが、残っていない。
まぁ良いでしょう。
日本酒フェアに関しては、1回1回の経験が濃ゆいですからね。
これまでは池袋の池袋サンシャインシティ・文化会館で行っていました。
コロナ禍の影響で2020年、2021年と開催を見送り、2022年に場所を国際フォーラムに変更して再開。
例年、6月の第2もしくは第3土曜日で、1日の中で一部二部とわけての実施でした。
今回は日程に金曜日が追加。
参加チケットは事前申し込み、かつ応募者多数の場合は抽選となりました。
かなり倍率が高かったようです。
1日目の夜遅くや、2日目の朝の時点で、参加した人のSNSのアップが頻発し、会場の雰囲気や位置関係など前情報として把握することができました。
これも2日目参加の強みでしょうか。
知り合いの方も多く参加しているようでした。
きっとみなさん待ち望んでいたんでしょうね。
現地の様子、雰囲気
本日天気は曇天、そして蒸し暑い。マスクがなかなかしんどい。
会場のEホールの前には、会場40分前にもかかわらず行列ができていました。
並んでいると、行列に並行してスタッフが巡回し、受付を開始。
チケットと身分証明書を提示して、手首に巻く紙を装備。
再入場時のサインになるとのことでした。
さて、無事に開場し、イベント開始。
入場してすぐに、希望者への吐器の配布ブースがありました。
これは、日本酒フェアでは今回が初の試みなのではないでしょうか。
吐器とは、飲みきれなかったり、味が口に合わなかったときに、無理に飲まずに、移し替えるもの。
首からかけられるホルダー内に、紙コップの中に吸水ポリマーが入れてありました。
お酒を入れるたびにすぐに吸収されて、「液体のまま持ち運び続ける」というハイリスクな状況を回避できること、かつ、これならゴミとして回収するときも便利ですね。
「これ考えた人すごいわ。」と思わず口に出してしまいました。
会場内は都道府県ごとのブースに分かれており、同じ都道府県のお酒が複数並んでいます。
ブースごとに、番号で選ぶパターンや、指差しで指定するなどして、自由に選ぶことができます。
今回はプラカップにその都度注がれ、受付時に配られたビニール袋にカップを一時的に保管。
イベント終了時にまとめて捨てるスタイルでした。
一つのプラカップを使いまわさないようにするのは、衛生管理、感染予防の観点からでしょう。
陶器のお猪口は、落として割っちゃったりしますからね。
(イベント後半ほど、会場の至る所でパリンパリン、ガシャンガシャン鳴るのがある意味風物詩でした。)
ビニールカーテンがかかっていたり、手袋をつけながらの作業だったり、至る所に手指消毒のアルコールがあったりと、コロナの影響がうかがえます。
今回、池袋から会場が変わり、気持ち広く感じました。
天井が高いことも影響しているかもしれません。
すれ違うのがやっと、という感じではありませんでしたが、それでも、人気な都道府県の前には人だかりができており、動線をふさいでいるような状況もありました。
また、日本酒にまつわるのグッズを売っていたり、製造方法などのブースや、歴代総理大臣による「國酒」の展示など、飲む以外の楽しみ方も提供されていました。
2時間という時間と、自分のお酒のキャパシティを考え、一つのブースにつき、2−3種類程度とし、順々にまわっていきましたが、時間は足りませんでした。
全部のブースをまわるとなると相当駆け足になりますね…。
酒蔵の人とも話したいのはやまやまなのですが、お客さんの動きやスタッフさんのオペレーションなどを考え、最小限にとどめました。
(そんな中でも、ずっと話し込んでいる人もいますけどね。)
終盤に、アンケートに答えるとお猪口がもらえる、ということで、いそいそと回答。
無事にゲットしました。
飲んだお酒リスト
私は今回「あまり聞いたことない銘柄」「飲みたかったけどタイミングを逃した銘柄」という2つの軸をテーマにお酒を選んでいきました。
もちろん、純粋に飲みたいやつも飲みつつ。
気づけば千代むすびにはじまり、千代むすびに終わっていました。
参加した人であれば、どんな動線でまわっていたかがよくわかりますね。
終わりに
以上、久々に開催された日本酒フェア、楽しませていただきました!!
人数制限などがあったとはいえ、これだけ大規模なイベントが行われるようになったことは喜ばしいと思います。
ここでのノウハウが生かされ、今後日本酒のイベントが徐々に再開されるようになることを祈ります!!
また、ざっと見たところ、参加者の一番のボリュームゾーンの年齢層は男女共に40-50代くらいでしょうか。
次いで、60代くらい。
20-30代は男女共に少ないようでした。
男女比は7:3くらいで、男性が多い印象です。
女性も、ソロ参戦は少なくて、大抵はご夫婦だったりカップルのような形だったり、友人同士などでのグループ参加のようでした。
お客さんといえども、どうやら酒蔵の方と顔見知りの人も多く、久々の再開に笑顔を浮かべている人も多い様子でした。
一方で、そんな様子をみてブースに近寄りがたいような人もいらっしゃるようでした。
(「初心者お断り」というような印象にならないと良いのですが。)
私も、日本酒のイベントに参加することで出会った人とも、何人かご挨拶しました。
みなさんお元気そうでなによりでした。
お会いした方、ありがとうございました!
お疲れ様でした!