人生年表について
キャリアにおける自己概念(ありたい自分)を形成するには、これまでの人生経験を振返り、自分なりの共通するパターン、加えて、テーマを見つけ出し、仕事に対する意味づけ(価値観、自分の姿勢、あるべき姿)を明確にする必要がある。
また、これまでどのように転機を乗り越えてきたのかについて能力の棚卸し、加えて、行動特性の分析により強みを明確化し、価値観に基づくモチベーションの源泉を認識できる。
1992 國學院大學久我山高校にラグビー推薦入学し、片道2.5時間かけて通学する(挑戦、一皮むける経験、試行錯誤)
1993 先輩部員からのイジメに遭い、序列社会を経験
(修羅場、苦悩、葛藤)
1994 レギュラーポジションを獲得、全国大会に出場
(成功体験、自己効力感)
1994 帝京大学に進学し、3年間鳴かず飛ばずにより挫折。4年生でレギュラ
ーを獲得(成功体験)したものの、監督との人間関係に苦しむ
(苦悩、葛藤)
1998 横河電機(株)にラグビー入社し、3年目シーズン中、頚椎挫傷によ
り引退(喪失感)
2005 仕事における目的意識がなく、自分を見失い退職
(苦悩、葛藤、挫折)
2005 会社を創業し、自社ブランドの立上げたものの、(挑戦的業務)
資金が枯渇し、バイト(プロ野球チケット販売、ジム、水商売など)
により生活費を工面する。その後、自己破産ひとつ手前の債務整理を
迫られる(苦悩、挫折、修羅場)
2010 トレーニングマシン、機器の販売事業を開始するものの、
(挑戦的業務、一皮むける経験、試行錯誤)依然、生活が安定しない
(不安、葛藤、挫折)
2011 東日本大震災により収益悪化、経営危機に陥る
(苦悩、葛藤、修羅場)
2012 フレーバー付きマウスピースMOGO輸入販売元事業を開始
(挑戦的業務)
2013 結婚による責任感、また、意識変革したことにより状況が好転
(成功体験)
2017 サッカーアパレルブランドのコンサルティング業務、スポーツジムの
内装、リニューアル事業などへの挑戦
(挑戦的業務、成功体験、一皮むける経験。)
2019 新型コロナウイルス感染症による収益悪化(修羅場)
2019~東京スポーツギバーを設立し、業務コンサルティング、人材育成、
キャリア開発業務をスタート(挑戦的業務)
2021~アダム・スポーツ、東京SCに対するコンサル、人材育成
(挑戦的業務、成功体験)
2021~2023
自己研鑽を目的とし、産業能率大学経営管理コースにてMBAを取得。ラグビー選手に関する学術論文を作成(挑戦、成功体験、自己効力感)
2023~2024
実務家教員としての能力、スキル開発を目的とし、産学連携教育イノベーター育成プログラム(AIBET 2023)を受講(自己研鑽、成功体験、自己効力感)
人生は運だけでは好転しないため、行動、内省により培われる資源(目的意識による挑戦的業務/修羅場/成功体験/失敗による挫折/苦悩や葛藤)を蓄積することで、課題を解決し上手く進める確率が高まると考える。