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情報1オンラインセミナーに参加
こんにちは。高校で情報の先生をしていますTakitoです。
ご高覧いただきありがとうございます。
今回、KEC Miriz主催 情報1オンラインセミナー「プログラミング授業の実践事例と大学入学共通テストへの対応」に参加しました。気になった内容を書き記しておきます。太字がセミナー内容。細字は自分の感想。
プログラミング授業
プログラミング教材はGitHubで探すと良い
GitHubは昔にアカウントを取得したが、あまり使い方も理解できておらず、管理するようなモノもの無いので、長年放置していました。
この機会にもう一回勉強してみようかな。部活でプログラミング部が増えている
本当か?と思って、調べてみた。プログラミング部という名称ではなくても、パソコン部でプログラミングをやっているところは多そう。ひと昔前にくらべて、様々なプログラミングの大会も開催されており、部活動としてプログラミング活動をする環境が整備されている。授業中のコーディングは全部タイピングさせず、予測変換や他コードからコピー&ペーストして編集し、時間短縮を図る
情報の授業時数は少ない。プログラミング授業の目的が命令構文を覚えることではないため、タイピング量を減らすアイデアは素晴らしい。
一方で、生徒には構文エラーが見つからない絶望感や、結構な量のコードを書いて一発で動いた時の快感も味わってほしいところ。少し悩むが、やはり授業時数短縮のためにコピー&ペースト作戦が良いかな。先生も分からなかったら勉強してアウトプットすると良い
これもまさにその通り。noteを始めてみて分かった。アウトプットすることで頭の中の情報が整理されて定着する。さらに、アウトプットを残しておくと、後で見直せて良い。
大学における情報教育、共通テスト
理系大学以外でも特に心理学、経済学ではデータ分析が必要となる
高校時代に情報に力を入れなかったことを悔やむ大学生が多い
力を入れなかった理由は大学受験の科目ではなかったから現在の大学生は情報格差が激しい。上位層は情報の様々な大会に出場している人もいる、下位層だとタイピングができなかったり、オフィス系ソフトが全く使えない
大学入試科目に情報が入ることによって、格差が解消される
予想はしていたが、高校生の考えとして、もしかすると学校の考えとして情報科の重要度が低いところがあって、ちょっと残念。
大学入試の科目になることで、知識や思考・表現・判断は一定の水準を担保できると思う。ただ、タイピング、オフィス系ソフトの利用については、実技的な側面が大きい。情報の実技試験がやらないことには、この問題は解決しなさそう。国立大学は原則、共通テストに情報1を課す
現在、試作問題を作成中。近いところで11月に実施される
あくまで予想だが、文系大学でも情報1を課す以上、情報系の大学・学部は2次試験でも情報を課すこと十分に考えられる。まずは試作問題の動向、各大学の試験科目は注意深くチェックしよう。大学教員に情報2の必要性を質問しても、高校の科目内容を知らないので答えられない場合が多い
情報を大学受験で受けた学生を見てからの判断ということ。準備をしておくに越したことはないが、この話が本当ならば、情報2を考える優先順位は低め。
今回のセミナーの話を基にして、プログラミング授業をブラッシュアップしてみようかなと思います。
それにしても、場所を気にせず、コーヒー片手にオヤツを貪りながら、リラックス体勢(俗に言うだらけた体勢)でも誰にも迷惑かけないオンラインセミナー最高。