【閲覧注意!!】おそばでナポリタンを作ってみたら◯◯だった
あまり大きな声で言えないのですが、ワタクシは一線を越えてしまいました。日本人として絶対にやってはいけない一線を…。
もしかしたら日本だけではなく、世界各国から批判を浴びると思いながらも、やりたくなってしまったのです。いや、せざる得なかったのです。
はじめに謝ります。
ゴメンナサイ…。
始まりはちょっとした事でした。妻よりも早く帰宅したので、夕食を作ってあげようと思い『何を食べようかなぁ~』と冷蔵庫を開けました。
するとそこには、
・ピーマン(シワシワの1個)
・玉ねぎ(ラップに包まれた残り)
・ナス(ヨボヨボになった1本)
・ハム(賞味期限切れ数枚)
・にんにく(超小さい1カケ)
が残っていたのです。
私は自分のお腹と相談しつつ、これまでの料理経験から『間違いなくナポリタンだ!!』と、そのヒラメキに酔いしれる間もなく、パスタ用の鍋に水を入れ沸かし、野菜をカットしはじめました。
おおかた切り終わると、『ふむふむ、あとはパスタ(スパゲッティ)を茹でて炒めるだけだな』なんて思いながら、パスタを探しました。
『ない!!』
そうなのです。ナポリタンを作る予定なのに肝心のパスタが無いのであります。万事休す。数秒の沈黙の後、ふっと気が付いてしまったのです。
「ん!? そばがあるじゃねぇ~か」
そうなのです。麺類入れの棚には、おそばが一袋あったのです。
ここで諦めたら男がすたる。もうやるしかない!
追い詰められたワタクシは覚悟を決めました。
【商品名:元祖十割そば】
袋に書かれた内容を見ると(そば粉だけで造ったそば。そば湯のとれる本格派。食塩無添加。製造者:株式会社山本かじの。本品は、そばの実の中心部から表層粉・甘皮に至るまで全部ひきぐるみした最も理想的なそば粉を使用していますので、そば本来の味と香と栄養分をそのままパックした究極のおそばです)ふむふむ。これなら大丈夫だ。『ナポリタンに使わないで下さい』とはまったく書いていない。『これはいける!』覚悟を決めた男の行動力を見ていろ!
誰も挑戦した事のない料理を今から作る。興奮を隠しきれず、全世界から批判を浴びるかもしれないという後ろめたさを感じつつも、鍋に勢いよくおそばを入れました。
その間、あまり難しい事は考えずに、フライパンを熱し、オリーブオイルをかけてニンニクのみじん切りを入れ、香り立ってから刻んだ野菜を炒めたのです。
6分後
茹で上がったおそばをザルに上げ、水でぬめりを取りのぞき、あまり難しいことは考えずにフライパンへ投入しました。
そして、あまり難しいことは考えずに、惜しげ無くケチャップと混ぜ合わせたら完成したのです。味と香と栄養分をそのままパックした究極のおそばをケチャップで炒めたその名も『そばリタン』が。
もちろん、パルメザンチーズとタバスコを掛けていただきました。
<感想>
おそばとオリーブオイルは合うが、ケチャップを入れるとドロドロするだけ…。ただ、食えないかと言われれば、以外と食えると答えます。そして、あまり難しいことは考えずに食べるのがおすすめです。
でも、最後にもう一度誤ります。
ゴメンナサイ…。
株式会社山本かじの様。
ゴメンナサイ…。
これから帰ってくる妻。
ゴメンナサイ…。