「正しい」より「好き」、「正しくない」より「嫌い」
今日は気づきがあった。
朝母親とLINEをしているとこんなメッセージが。
「○○にお年玉ねだるのやめさせなさい」と。
※○○は娘の名前
これを見た時、正直何がだめなんだろう?と思った。(賛否両論あると思いますが…)
サンタさんプレゼントください、誕生日はこれが欲しい!それくらいどこにでもある。
子供は経済的自由がないのであって、親や家族に何かをねだることくらい普通じゃないか?
自分はシングルマザーの元で育ったので、母親はいつもお金、お金と言っていた。自分の欲しいものを言うこと、やりたいことを言うことなんてタブーだだった。だから、そうやって自分の気持ちをしがらみなく伝えられる関係っていいことなんじゃないかとも思う。
母親には何が悪いの?じじばばが孫にしてやれることなんて、それくらいしかないだろって伝えてみた。要は子供が大人にお金をねだるのは正しいか、正しくないかという議論になっている。
ただ、この言葉を伝えた後も自分の中では腑に落ちてなかった。
しばらくして娘のスマホを確認してみると、
「ばぁば、お年玉ちょうだい」とこの一言だけだったことが分かった。
これで更にんー何がだめなんだろう…
かわいらしいやり取り(笑)とまで思ってしまった。
いまいちしっくりこないまま、時間が経過してマインドは自分自身へ。自分って何がしたいのか、生きる目的って何か?なんて考え出しテンションは下がる。そしていつものごとく、ダメダメ、正解なんて一つじゃない。自分の好きに生きればいいんだと言い聞かせる。
ん?自分の「好きに」??
ここで答えが出たのである。
正しい、正しくないなんて答えがないものだ。
その人の生きてきた中で培われるものであって、それを子供に言ったところで、培われたものがないのに理解するわけがない。理解したとしても、ばぁばに怒られるから言わない、となるだけだ。
結局違う人には言ってしまうだろう。
母親のマインドを考えると、昔からお金に困ってきた。だからお金を要求されるような事はしてほしくなんだろう。
要はイヤなんだと思う。
正しさを伝えたいんじゃなくて、感情を伝えたいんだと思う。
それは正しくないからやめなさい、と言われるやり、イヤなことはやめなさいと言われる方が子供も理解するし、しっくりくる。
母親は自分の感情を伝えるのがとても苦手だ。
言えなかった環境にいたからだとも思う。
なので、正しい正しくないじゃなくて、私はイヤだ伝えてくれれば、そう伝えられると母親には伝えた。
これは自分自身にも直結していて、すぐに正しい、正しくないを考えるのはやめなければと思う。それは誰かの決めた他人軸で生きる事になるから。自分の心を無視して押さえつけていくから。もちろん法律を無視したり、誰かに迷惑をかけてはいけない。
でも自分の人生なんだから、自分だ悩んだ結果好きな方を選べばいいと思う。そしてそれをきちんと他人に説明できること、これがついて回るとは思うけど。
好きな事をしてどんな結果になっても後悔はしない。責任を取るのも自分だ。それが大人ってもんだよ。娘よ。だからばぁばの言うこと、足りない部分も理解してあげておくれ🤔
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