バルセロナにおけるセルジロベルトの重要性
試合を毎日見ている私ですが、試合の感想などをまとめようと決めていたのですがすぐにやめてしまっている私です。
とはいうものの、試合観戦は毎日しているので少し思ったことを書こうと思います。
バルセロナの試合を中断明けから毎試合見ています。バルセロナ の中断明けの戦績は7試合行い、4勝3分で負けなしです。ただレアルマドリードの調子が良いため順位は勝ち点4差の2位となっています。
では勝ち切れている時と勝ち切れなかった時では何が違うのか。
それはセルジロベルトの存在です。
勝ち切れなかった3戦のうち2戦は怪我の影響により出場がなく、またアトレティコ戦では怪我明けで途中出場と短い時間でのプレーでした。
では、セルジロベルトはなぜ必要なのか?それは、
「運ぶドリブルとオフザボール時の気を遣えるランニング。」
セルジロベルトといえばカンテラからトップチームに上がってきた時はインテリオールでのプレーをしていましたがバルベルデ監督時から右のサイドバックでも起用されるようになり最近では右サイドバックでのプレーが多いです。
ただどのポジションでも活躍することができます。それは常にチームが助かるプレーをしてくれるからです。
メッシ、スアレス、グリーズマンのように点数をとる、ビダルのように守備で強みを発揮する。など目立つような活躍では無いかもしれないですが絶対チームに欠かせません。
まず右サイドバックの場合
セメドのようにスピードがあるタイプではありません。しかし今味方がどこにサポートして欲しいかがよく分かっています。それを踏まえた上でのスペースへのランニングの質の高さ。メッシが右サイドに落ちてきた時は必ずランニングでスペースを狙っています。タイミングも素晴らしいです。
また、ワンタッチではたく、ドリブルするの判断に間違えがない。これは基礎技術の高さと中盤でプレーしてきたことが大きいと思います。
セルジロベルトがサイドバックでプレーしている試合はしっかり両サイドバックが攻撃にアクセントをつけれる、、またボールを失うことが少ない。セメドもスピードはあるが個人での突破という選手ではないためもっとランニングのタイミングの向上が必要かと。
中盤の場合
中盤はタレントがとても多いです。ブスケツ、ラキティッチ、ビダル。最近ではプッチも頭角を現しここに来シーズンからはピャニッチも入ってきます。
ただここでもやはり運ぶドリブルとランニングの質の高さは目を光ります。バルセロナはどちらかというと足元でボールを扱うことが多くスペースがなくても速いボールなどを入れて崩そうとします。しかしこれではやはり限界だなというシーンもあります。
そんな時にセルジロベルトのランニングが活きます。周りの選手にスペースを与える動き、特にメッシにとってはありがたいと思います。少しのスペースがあれば仕事ができますからね。そしてサイドバックの時同様、運ぶ、離すの判断を間違えない。チームにとって最善のプレーを心がけていると感じます。
このようにセルジロベルトについて書いてみました。
バルセロナというタレント集団の中でこれだけ周りを活かせる選手は少ないと思います。特にオフザボールで。何か凄いプレーをしてるなとは感じません。ただ常にサポートの位置が絶妙だったりランニングで相手選手を釣る動き、スペースを開けるランニングは本当に最高です。
皆さんもバルセロナの試合を見る時はぜひセルジロベルトのプレーに注目してみてください!
読んでいただきありがとうございました。
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