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関甲新学生野球リーグ観戦へ

東京出張にかこつけて大宮よりさらに北、上尾にある野球場へ向かった。埼玉には2年ほど住んでいたけど初めて訪れた球場、UDトラックス上尾スタジアム。

ネギ畑が広がるのどかな公園内に足を踏み入れると、突如野太い声が聞こえてきた。応援席の学生による発声だろうか、俄然ワクワクしてくる。

お目当ての選手は、上武大学4年生の荒巻 悠(祐誠)。この日は3番セカンドで出場していた。コーナーを守れる左のスラッガーでプロ志望届けは提出済み。大きいのを打てるロマン砲というのが魅力だが、なんといっても苗字が私とほぼ同じで漢字違いということ。

まあまあ珍しい苗字だと思うので、「今までのプロ野球選手にいたのかな?」と思い調べたところ、野球殿堂入りされてる荒巻 淳くらいだろうか。もちろんまったく見たことのない選手だ。

さて、その荒巻 悠は、この日は2つの死球に1つの四球とバッティングをさせてもらえず、あとはセカンドライナーとセカンドゴロに倒れていた。打席での仕草や見逃し方など雰囲気は良かったけど、やはり相手投手も相当警戒していたように思う。

守備はそつなくこなしてはいたが、二塁手として飛び抜けた感じはなかった。途中から一塁に入りこちらの方が収まりがいいのでは。三塁も守れるみたいだけど、肩とか送球はどうなんだろう。

そして、この日に目立っていたのは荒巻ではなく、上武大学の一年生岡村 シルバー 魁人(静岡学園)。二死満塁で迎えた第二打席は、甲高い破裂音を残して白球をライトスタンドへと、高々と放り込んでいた。

この日は6打数3安打4打点の活躍。これから3年間でどのような成長曲線を描くのか非常に楽しみな選手。

そして上武大学はなんといっても応援席が熱かった。群馬から近いというのもあるとは思うが、めちゃくちゃ声が出ていて、ときに笑わせる掛け声も。さすが野球の名門校といった雰囲気。

いつか神宮球場の舞台でも見てみたいなあ。そして10.24運命の日に、「アラマキ ユウ」とアナウンスされることはあるのだろうか。。楽しみで仕方がない。

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