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心の声を聞く

最近入浴が長い。自分自身に意識を向ける時間。
醜い感情をそのまま受け入れるのは難しいけれど、何も纏わず、誰にも見られていない浴槽の中なら、何となく受け入れられる気がする。
僕が僕であること、この文章を書いていることこそが儚い世界での処世術。
分からないものはそのままでいい。ただ、本当に好きなものに出会ったときには、ありったけの愛を注げよ、自分。
風呂上がりに浴びる二月の空気は旅先の朝に似ている。

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