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ミュージカル「怪盗セブン」のワイルドアッパーはキラキラすぎる

風香る5月
わたしの住んでいる街でも緑が日に日に濃くなり、一年で一番好きな季節が来ています。

今年の娘からの母の日のプレゼントは怪盗セブンでした。

帰省した娘が帰るたびに充実してくる春馬くんコーナーを見て、DVDをプレゼントしようか?と聞いてくれました。

自分で買うのにはずっと躊躇があって、こんなに買い集めるのは執着だよねとは思うけど、喪失感からだとわかっていても止まらない。

舞台がDVD化していない作品だらけの春馬くんのミュージカル。


貴重なミュージカルDVD

2012年の春馬くん。
怪盗いわゆる泥棒のエキスパートを世界中から集めてその7人のうちのひとり。
ワイルドアッパーが春馬くんの役名。
見たこともないような、とんでるヘアスタイルのとんでる役でした。

春馬くんの中には、どこにもないようなキャラクター。「俺のショーで悲しみを拭い去るぜ」
の決め台詞で世界中の子供たちの悲しみを盗むというお話し。

2011年に起きた東北大震災で日本中に悲しみが溢れていてこのミュージカルを観て元気を出してほしい。そんな気持ちで制作されたとか。

だからかストーリーにそんなに意味がなくて、観て楽しんで欲しい。笑って欲しい。そんなミュージカル。

私の言う怪盗セブンの見どころ

大地真央さんや森久美子さんも出ておられて、歌がうまくて舞台がとても華やか。
そして星の大地に降る涙でも思ったけれど、
この地球ゴージャスのメンバーさんはしっかり踊れる人たち。

だから舞台がとても華やかで、ダンスもしっかり見所があって楽しめました。

原田薫さんというジャズダンスをしている人なら知っている有名な大御所先生が、ずっとメンバーとしても出演されているし振り付けにも入っているのでダンスが凄かったです。

春馬くんが水田くんたち踊れる人たちがたくさんいるので負けられないと言っていた気持ちがわかります。

春馬くんの存在感

同じくらいの時期に東京公園に出ていたのかな。東京公園の光司くんが静だとしたら、
怪盗セブンのワイルドアッパーは、どこまでも動の人。
エネルギッシュでアクティブ。
キンキーブーツの春馬くんのダンスを見てからの怪盗セブンなら驚きはそこまでないけど2012年にこの舞台を観たらきっと目が点になるほど驚いただろう。

三浦春馬という人は本当になんでも出来たんだね。

ダンスのキレも凄いし、ダンサーと踊っていても遜色ないし、なにしろ舞台でのオーラという華が凄い。
そして事前に公言して舞台の上でやったバク転
バク宙がなにしろ凄い。
春馬くんの身体能力ってどれだけだったのだろう。
テレビに出ているような俳優さんでバク転バク宙出来る人っているんですかね。

レアな練習風景

そしてDVDの中にあった舞台制作発表からの実際の舞台稽古の風景もなかなか見られないものでした。

緑の上下のスエットスーツで練習に参加している春馬くんは、素の春馬くんで本読みからのひとつひとつの練習をたくさんのメンバーと一緒に作り上げていっている。

そこには主役も脇役もなくて、ただ良い作品を
お客さんに届けるために舞台を一緒に作り上げる仲間。

こうやってひとつひとつ作品を作っていったんだなあと感慨深いものがありました。
比較にもならないけどわたしも舞台に出たりするので、とても親近感のある風景でした。

春馬くんは舞台でキラキラしていて全身からオーラを放っていてアップで寄っているシーンでは、
汗がほとばしっていて生きる生命力に溢れていました。

そしてカーテンコールでのお客さんに向けての最高の笑顔。そして罪と罰でも思ったけど誰よりも深く長いお辞儀。

本当に舞台が好きな人だったのだなと思う。

どうしても思ってしまうこと

画像から、目を離せば外は深く濃い緑で時は2022年。震災から10年以上経ってもそこでは時が止まっているひとがいるように、こんなに生き生き、生きている春馬くんがこの世界にいないことは
やっぱり意味がわからない。

どの春馬くんも素敵だけど舞台の上の春馬くんは、やっぱりとびきりカッコいいです。

何年経っても信じられないだろうな。
春馬くんてジェームス•ディーンのように時間が止まってしまったんだね。

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ろーず
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