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#ゴジラマイナスワン

ゴジラの日なので、一作目を改めて語る

本日(11月3日)は「ゴジラの日」ですね。 令和の和製ゴジラ映画として記憶にも、記録にも残ることになったマイナスワンの公開からも早一年、先日地上波での放送もあり…さらには、 驚きの発表がありましたね。何が驚いたって、山崎監督続投というところでしょう。シン・ゴジラの後にゴジラ映画を作るのはとんだ貧乏くじだと言っていた監督がそのハードルを乗り越えたと思ったら、今度は自分で高くしたハードルに再度挑むことになったのですから。 つい先ほど、まさにその話が記事として出て笑ってしまったも

ゴジラ-1.0円盤発売&配信開始…第二の公開日を迎え、改めて評価する

先週水曜日、5月1日にゴジラ-1.0の映像ソフトが発売になりましたね。 私もしっかりゲットいたしました。UHD環境は無いので、3枚組豪華版を選んでいます。 また、告知通りAmazonPrimevideoでの見放題配信も始まり、未見だった方達の感想がSNS上に飛び交っています。 私も今日、職場の同僚が「観たよ、凄かった」と言うので色々語り合いました。これが楽しくて、映画観るんだよなぁ~という時間を過ごせましたね。 豪華版の名は伊達でなく さて、購入したBlu-rayで

肩の力を抜いて2大モンスターの映画を観に行こう、という話

公開から四か月が経っても未だ上映継続中のゴジラ-1.0と、まさか並び立つことになるとは…と再来週公開になる海外ゴジラ新作の予告を、やっと観ました(笑)。 前作では戦った2体が、共闘する作品になっているようですね。 日本が辿った道を行く、海外ゴジラ 他の怪獣とゴジラが絡む作品は、昭和の時代から日本でも繰り返し作られてきたものである意味、同じパターンをなぞっているとも取れます。 日本ゴジラも、昭和29年の第一作、人類の敵として現れましたがその半年後、2作目「ゴジラの逆襲」で

【行け!ゴッドマン】東宝の伝説的特撮ヒーローを語ります

ゴジラ-1.0が、アカデミー賞視覚効果賞を受賞、日本映画初の快挙ということで沸きに沸いていますね。 山崎貴監督、シン・ゴジラの後に作るのは凄いプレッシャーで…と仰っていましたがそれを見事に乗り越え、さらに次作ゴジラのハードルをこれ以上ないほどに上げてしまいましたね(笑)。邦画界にとっても歴史的な出来事であり、今年生誕70周年のゴジラが世界を席捲した素晴らしい出来事でした。 ゴジラにまつわる、珍妙な作品の話 さて、私もゴジラ映画を全て観てきてその歴史を追体験している身とし

ゴジラ-1.0の快挙に伴い、モノクロの良さを語ります

ゴジラー1.0の快挙が飛び込んできましたね。 また先日は遂に興行収入が60億突破、海外含めると160億越えとの情報も入ってきました。 もはやここまで来ると、公開前に「ゴジラだから」と期待薄だった自分の見識が恥ずかしいものになってきます。映画に関わる人達の心意気を信じていなかった、という事になりますから。 シリーズ物ではあっても、新しい作品をフラットな目線で観る気持ちは大切ですね。 遂に、リリース日も決定 そして、まだ上映中でもありますが、Blu-ray&DVDの発売日

ゴジラー1.0モノクロ版を観て、昭和20年代を味わってきました

昨日、ゴジラー1.0のモノクロ版、「マイナスカラー」を観てきました。なんか庵野監督の会社を引く、みたいに聞こえますが、偶然ですね。 この映画は通算4回目の鑑賞です。昨年の締めにと同じ映画館で観て以来約二週間ぶりですが、今年初もまたゴジラー1.0になりました。 去年の3回目の後に書いた記事ですが、ここまでこの映画と付き合う事になるとは思いませんでしたし、これは嬉しい誤算だったんですね。 モノクロの意義、そして破壊力 モノクロ版といえば、去年これの公開直前に、シン・ゴジラ

【祝・50億突破】ゴジラ-1.0を3回観て、3回目が一番面白かったという話

本日、遂にゴジラー1.0の興行収入が大台に乗った、というニュースが入りました。 11月頭の公開ですが、しっかりお正月映画として数字が伸びているのは喜ばしいことですね。来週にはマイナスカラー…モノクロ版の公開&入場者特典も始まりますし、春先まで上映が続いてくれるならいいなぁと思います。私も先日、というか昨年の映画納めにとDolbycinemaで鑑賞してきました、三回目です。その感想も含めて50億突破をお祝いしたいと思います。 海外の、日本特撮ファン 海外でも大変好評なこと

2023年を象徴する、怪獣王の復活劇

今、note公式が連続投稿チャレンジという企画をやっているので、3日前からそれに沿って記事を書いているのですが、今日は「#今年のベスト映画」で記そうと思います。 近年稀にみる大豊作の年 まず今年の頭、「これは絶対観る」と宣言していた作品が、 ・シン・仮面ライダー ・グリッドマン ユニバース ・ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー ・劇場版美少女戦士セーラームーンCosmos 前編&後編 の、5本でした。 これらはいずれも期待通りかそれ以上で、Filmarksも問答無

ゴジラ-1.0快進撃、海を越えて届いたものは何か

ゴジラー1.0が海外で大ヒットし、一週間限定上映の予定が延長された、という日本人として誉れ高いニュースが入ってきましたね。 かつては日本こそが、映画のパイオニア 私は80年代生まれで、子供の頃は両親が洋画かぶれだった為よく外国映画を観ていました。実際あの頃は日本映画より外国映画の方が勢いがあってヒット作も多く、「映画=洋画」のような印象を持っていたものです。ターミネーターやバックトゥザフューチャーが出た時代なので、当然だとも思います。 しかし今現在、「大ヒット!」と聞く

ゴジラ映画の「空想とリアル」を語ってみる

今朝、こんな記事が出ました。 一週間経ちましたが、まだ一週間なのでどこまで内容に触れて良いかが微妙なラインの記事になっていますが、今作の「対ゴジラ兵器」についての試行錯誤を山崎監督が語っています。 結局二択?の対ゴジラ兵器 ゴジラ映画は今回の-1.0で国産実写ものとして30作を数えますが、まず「ゴジラvs人間」と「ゴジラvs他の怪獣」、構図が二種類に分けられます。これはタイトルにそのまま表れているので理解しやすいですね。 人間がゴジラに対抗しなければいけない映画の場合、

シン・ゴジラ:オルソを観て、新作への準備は万端であります

先日、私用で日比谷シャンテに行く機会があり、空き時間に「小林一三生誕一五〇年展」を観てきました。 阪急電鉄の他に宝塚歌劇団、東宝の創業者で、実業家であり政治家でもあった人物です。名前くらいしか存じてなかったので、勉強してきました。 東宝=ゴジラのイメージ 歴史上の小林氏の経歴はさておき、新作が控えている事も手伝ってゴジラを前面に押し出した展示になっていました。以前脚本の授業で、「映画の歴史は特撮の歴史」と教わったこともありますようにやはりゴジラの存在は日本映画、ひいては

ゴジラ-1,0に期待している事…日本映画の代名詞であれ

ゴジラ最新作「ゴジラ-1,0」(マイナスワン)公開まで、あと二週間ですね。 試写会は行われたようで、アニメ・特撮研究家の氷川竜介さんによると過去のどの作品とも違うゴジラ映画だそうです。 時代設定の意図を知りたい この映画に関しては、三か月前に話題に挙げたことがありましたが、「ゴジラ映画」というだけで辛辣なことを書きましたね。率直な気持ちでしたが、いざ公開が近づいてくるとやはり期待感が膨れ上がってきます。根っこのところは特撮好き、というのがやはりあるからですね。 前の記事