「チーム・ジャーニー 著者による本読みの会 第02話『一人ひとりに向き合う』」に参加しながらまとめてみた
先週に引き続き第2回チーム・ジャーニー読書会!
1時間前にアラームセットして二度寝! 20分前に起きたよ。
一人ひとりに向き合う
タスクを淡々と皇帝が一方的にアサインするだけのプランニング、不在のプロダクトオーナー、兼任リーダー……。問題山積みですが割とあるあるなプランニングだと思います。スクラムのスプリントプランニングのやり方とはかけ離れていますね。こういうところからもチームではなくグループと全章で言っていたことが分かっちゃいます。
僕たちは塹壕の中で開発をしている
そして振り分けられたタスクをこなすだけ。他人の進捗や直面した問題や悩みが共有されることなく、みんな個々人で仕事している状況です。皇帝が一番タスクを消化しているのでそれもあって誰も口を挟むことができない理由にもなっているようです。
こうなると悩みを相談しようにも、タスクの前提条件から説明する必要があるのでコミュニケーションコストも高そうです。
その状況を変えられるのは必要性に気がついている人間だけだ。
「自分のハンドルは、自分で握れ。」
それな。
チームで自分たちのWhyを問い直そう
ワークショップ症候群なんてあるんですね。ワークショップをやること自体が目的になっている状態のことだそうです。これは確かに気を付けないとそうなりそうです。様々なワークショップがありますからね。ワークショップを通じて何を得たかったのか、問い直すようにする必要があります。
「チームの行動の質を高めていくために、わかっていないことのうち何がわかれば良いのかを問い続ける必要がある。そして、何をわかれば良いのかは、自分たちがどうなりたいかに基づくはずだ。」
無知の知ですね。
「必要な会話をするためには、それに適した状況をつくることが前提だ。」
蔵屋敷さんマジイケメン! こうしてふりかえりが開催されました。
出発のための3つの問いに向き合いチームのファーストを決める
図2.2 リーダーシップの特徴(リーダーシップ・パターン)はそれぞれの特徴と長所短所をわかりやすくまとめられているのでぜひ見てください。私のベースは状況突破ファーストですかねえ。
ここで書かれている3つの問いは下記のとおりです。ゴールデンサークルというフレームワークをもとに考えられています。
① 自分はなぜここにいるのか?(個人としてのWhy)
② 私たちは何をする者たちなのか?(チームとしてのWhy)
③ そのために何を大事にするのか?(チームとしてのWhy)
個人のWhyとチームのWhyが接続していることが望ましく、チームの活動を通して個人の自己実現につながり、個々人の目的充足がチームの成果を押し上げることになります。
この辺りは採用でもミッション・ビジョン・バリューのカルチャーマッチングを重用する会社もあるので会社という大きなチームでも適用できることが分かりました。
質問に応える形で王道と覇道の話もされていて、問題そのものに対して取り組む方法と、外堀を埋める方法をこう言うことを知りました。気づきを促すが覇道にあたりますね。
来週も第3回あるよ!