やりたいことがあるなら今すぐやる

やりたいことがあるなら今すぐやる。
この言葉を知った時、家を出る原動力の一つになったと思います。
私自身、毒親の家を出て本当に変われたと思っている。
出ていくにしても勇気がいるんですよね。
今まで育ててくれたんだし、家を出て本当にうまくやっていけるのかとか
頭の中で何度もよぎるんです。
それが親から否定され続けて植え付けられた思考とわかってたとしても。

私が東京へ出たいといった時も、親から否定され、実家で働けと、
親の価値観を植え付けようとしてきた。
実際その価値観を植え付けられ、地元で働いてる時期がありました。
人の価値観で動いていたので、自分を成長させようという、
概念も全くなく、何のために働いているかもわからず、
そんな時間を過ごしてきました。
おかげで人の考え方もわからないので、
今思えば仕事場でも、人間関係もうまくいかなかったです。

なぜうまくいかないか。
親の価値観で生きてきてしまったから。
自分の価値観で生きていないから。
でもそれは、自分を守ってきた思考だから。
そんな思考でないと今こうして生きてこれなかったから。

小さい頃の自分は、精神的に壊れないために、
親の価値観で生きるしか選択肢がなかった。

そうしないと何されるかわからなかったからね。
小さい頃なんて親に勝てる力なんてないし、
怒鳴ったり、夫婦喧嘩を毎日してる親に
逆らったら何されるかわからなかったからね。
大人になってもその思考に洗脳され、生きてきてしまった。
習慣て怖いですね。
増して20年以上ずっとその思考を植え付けられるとそれが当たり前のように思えてきてしまうから。

だから、こんな思考がまた出てきたら
小さい頃の自分に対して「今まで自分を守ってくれてありがとう！」
と思えるようになってきた。

むしろ、この思考がある種、自分にとっての自己肯定感になってきたなと思います。

毒親育ちは家を出てから、自立できるのではなく、ようやく0歳からの人生のスタートなんです。
人としてようやく成長していくと思います。
家を出て4年なので私の精神年齢はまだ4歳なのでしょう。
毒親育ちが一番苦しいのは、自分を成長させていく思考をさせてもらえなかったことだと思います。
小さい頃から自分を成長させてきた人とは実践経験が違いすぎます。

ですが、そんなことは関係なく、現実は一定レベルの思考を求めてきます。
そうしないと職場や社会での人間関係が上手くいかず、働き口すら見つかりません。

なので、これからどんどん自分を成長させるために、
記事を書いて、自分の思考と向き合う時間を増やして、
自分の感情や本音を探して、好きなこと、やりたいことを見つけていきたいと思います。