寄ってらっしゃい見てらっしゃい
今週も水曜日がやってきました。
ダダ・センプチータのサトモリサトルです。
新作公演「踊れない夜の嘘つき」に向けての劇団員note企画、今回が11回目の投稿です。
僕の投稿としては今回で最後です!!
いよいよ本番が今週末に迫っておりますので、ここは本番に向けた内容にすべきだよな…と色々考えて今回はYouTubeで見られるダダ・センプチータを紹介したい!ということで、 #私の作品紹介 というハッシュタグで書いていきます。
そもそもダダプチのYouTubeチャンネルに上がっている演劇作品が2作しかなく、必然的にその2作を紹介するしかないのですが…笑
まず1作目!!
海に沈む部屋(2021)
こちらは、コロナ禍でいったん延期になったダダプチの恋フェスという企画公演で上演された一作。
元々バレンタインデーやホワイトデーの時期に恋をテーマとした演劇をダダプチ所属の作家2人がそれぞれ書き下ろして2本立てで上演しようという企画で、2021年の春に予定されていたのですが緊急事態宣言が発令されたため延期、同年の秋に上演されました。
因みにこの企画は毎年やろうということで、翌年の2022年も実際に公演に向けて動いていたのですがその時は座組内でコロナ罹患者が出てしまったため中止になってしまいました。
その後はこの企画自体が立ち消えとなり、結局1回しか行われていません。
さて、この「海に沈む部屋」は吉田有希作・演出のダダプチ版ハチクロと言える美術大学に通う学生達の恋の話。
全員が片想いという設定で、前半は吉田特有のシュールで噛み合わない会話で構成されていきますが、ラストはタイトルそのまま海の底深く沈んでいくようなずしんと重たい余韻が残る作品です。
僕は川久保という男を演じました。
他の登場人物達より先輩の設定で、眼鏡をかけてどことなく飄々とした雰囲気の人物でハチクロで言うと真山的ポジションの人物だなと思って、何となくフジテレビで放送されたドラマ版の真山を演じた向井理さんをイメージして演じていました。
ワンシチュエーション、場転無しという構成も自分好みで演じた役含めこの作品が過去作の中で1番気に入っています。
時間も40分ほどでちょうど良いので是非「踊れない夜の嘘つき」の前の予習にご覧ください。
因みに「踊れない夜の嘘つき」も登場人物全員が恋をしているという設定を踏襲しています。
海に流れるぼんやりの記憶(2022)
続いては、王子小劇場で開催された三六闇市で上演された、吉田有希作演の5分の掌編演劇。
前述した恋フェス2022が中止となった後、2022年に唯一ダダプチが上演した演劇作品です。
三六闇市というのは、平台(3尺…90cm×6尺…180cm)の上で5分以内のパフォーマンスをするという催しで十数組が参加して行われたイベントです。
この作品はダダプチ準レギュラー(という名の劇団員)である梁瀬えみとの2人芝居で、終わりを迎えそうなカップルが飼っていた猫の死骸を海に流そうと、海辺までやってきたという設定です。
僕自身、自分の団体でこういう対外試合のようなものに出るのが初めてで緊張もしたのですがかましてやろうという強気な気持ちで臨みました。
結果として賞は頂けませんでしたが、観てくださったお客様や他の団体の方から「良かった」というお声をたくさん頂けてとても嬉しかったです。
5分間でもしっかり演劇として魅せられるんだぞと自信を持てた作品です。
ダダプチの名刺代わりとも言える一作。
さくっと観られますので是非。
というわけで、過去の2作品紹介しましたー!
ダダプチのYouTubeチャンネルで是非ご覧頂けたら嬉しいです。
定点の記録映像なので顔が見づらいのと音が聞こえづらいのはご容赦ください。
よろしければ高評価とチャンネル登録もよろしくお願いします!!
そして、もしも動画を観て気になってくださった方は是非今週末の公演へご来場ください。
やはり演劇は生で観て頂くのが醍醐味です。
お席まだありますので是非!
皆様のご来場お待ちしております。
そして、これまで読んで頂きありがとうございました!!
残り2回、吉田と梁瀬の投稿がありますのでよろしくお願いします。
それでは、またどこかでお会いしましょう。
○公演概要○
ダダ・センプチータ
「踊れない夜の嘘つき」
日時
2024年5月
4日(土)15:00/19:00
5日(日)15:00/19:00
6日(月)13:30/17:00
会場
カフェムリウイ
(世田谷区祖師谷4-1-22-3F)
上演時間
約80分
チケットご予約フォーム
https://www.quartet-online.net/ticket/yiopgqv
※役者個別の窓口はございません
予約 3500円
当日 4000円
U-25 2000円(受付にて年齢のわかる証明書をご提示ください)
※別途ドリンク代を頂きます
作・演出
吉田有希
(ダダ・センプチータ)
出演
サトモリサトル
梁瀬えみ
(演劇ユニット マグネットホテル)
(以上、ダダ・センプチータ)
尾形悟
(演劇ユニット マグネットホテル)
宇都有里紗
大村早紀
制作協力・当日運営
木村優希
(演劇ユニット「クロ・クロ」)
音響・照明
小林和葉
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?