新入社員に求められること
新入社員として入った会社では多くのことを一気にやってトップになってやろう、と思って頑張りすぎてしまうことがあります。着実に一歩一歩すすめるのが王道だと思いますが、若さからか、もしくは気負いからか、スーパーマンになろうとしている新入社員が多々います。
でもそれってしんどいです。
では、新入社員として会社に入ってやれることってなんでしょう?
まとめてみました。
スピードを意識する
何もできない新入社員。この場合でも実は意識できることがあります。それはスピード。与えられた仕事を素早く行い、仕事量をこなす。これが入りたてで、右も左も分からない、仕事を覚える段階で持っている、数少ない武器のひとつなのです。
多少粗い品質でもいい。とにかくスピードで量をこなす事が重要です。品質は先輩社員も完璧を求めていませんし、品質として足りていないようなら先輩社員がフォローに入ってくれると思います。
かといって、粗いままでも進歩がないので、量をこなしながら、工夫、改善をして、品質を高めていきましょう。
まずは与えられた仕事をスピード感を持ってこなすことを意識してください。
休まない
次に、休まない、ということが重要です。公休の日まで働けと言っているわけではなく、最初の1年は役所に行くとか、病院に行く、家族の関係など、よっぽどのことがない限り、有給をめいいっぱい使うのはやめたほうが良いです。間違ってほしくないのは最初の一年を頑張る、ということ。国は有給消化率を高めることを要求してきますが、1年目は成長という意味で、あまり休まないほうが良いのではないかと思っています。
1年目の意味
そもそも1年目は仕事を覚えないといけない勝負の年。毎日が新鮮で、学ぶことが多い。それなのにあまり意味のない休みの理由で休んでしまうのは、機会損失なのです。せめて1年目は有給を取らずに貪欲に仕事をすることをオススメします。
特に最近の高校卒業就職の社員はよく休みます。その理由も本当かどうかわからない理由なので、もったいないなぁと思うことが多いです。
また、休みグセがある、と会社に思われると印象が悪くなってしまうので、せめて最初の1年は頑張って欲しいと思います。
期待値を把握する
期待値を把握するというと難しく感じますが、あまり難しいことではありません。
何を期待されていて、どのくらいすれば会社として満足するのか、ということです。この2点を把握するとスムーズにいけると思います。
期待値は、仕事そのものに対してだけでなく、研修などを受ける態度や、先輩社員に対する態度、チームワークを考えているか、貢献しているかどうか、など、多岐にわたります。
小さい会社では、その評価基準の明文化などの整備をしているところが多いわけではありません。ですが、先輩社員や上司と話をしていると、こういうことが期待されているんだな、ということがなんとなくわかってきます。なので、その期待値を考えて仕事をしてほしいと思います。
一番最初に得るべきことは、信頼感
一番最初に得るべきものは周りから信頼されること、つまり信頼感です。
上記のスピードを出して仕事をこなすことや、休まずに、期待値を把握することは結局は信頼感を得ることに繋がります。
会社の先輩社員や同僚から信頼感が得られるように、最初の一年は一生懸命頑張ってください。