君は知ってる?2024年「新語・流行語大賞」を調べてみた(後編)
ユーキャンの2024年の「新語・流行語大賞」の候補となる30のことばが5日、発表されました。僕の世の中の理解具合の確認をしてみました。長いので前編と後編に分けました。五十音順です。
前編に引き続き後編となります。早速参りましょう!
16.はいよろこんで(知ってる)
「はいよろこんで」は、こっちのけんとの楽曲で、精神的にギリギリな人々を支える応援歌として人気を集めています。この曲は、周囲の期待に応えつつも、自分の気持ちを抑え込むことへの苦しさを描いています。
歌詞には心電図の正常値やSOSのモールス信号が含まれ、メンタルヘルスへの配慮が表現されています。特に「ギリギリダンス」というフレーズが注目され、聴く人に元気を与える要素となっています。公開から短期間で多くの再生回数を記録し、共感を呼んでいます。
僕の所感
好きな曲です。飲食店の店員さんが「はいよろこんで」会社員が「はいつつしんで」をよく使う。元気よく!だけどそれと内心は一致しない。本当は助けてって言いたいけど言えない。それはSOSのツーツートンのモールス信号にも現れ、ギリギリダンスのギリギリ踊らざるを得ないところにも出ている。ユーモラスな雰囲気を保ちつつ、社会風刺そのもので刺さる人が多かっただろう。
17.8番出口(知ってる)
「8番出口」は、2023年11月29日にSteamで配信された個人開発のウォーキングシミュレーターです。プレイヤーは無限に続く地下通路を探索し、異変を発見しながら「8番出口」を目指します。
ゲームはホラー要素が強く、正しい進行をしないと最初の地点に戻される仕組みです。発売から短期間で多くの反響を呼び、流行語大賞にもノミネートされました。独特のゲーム性と雰囲気が話題を集めています。
僕の所感
話題のゲームとなった。個人開発だし、廉価、そして脱出系だけど何もこれといって目的を示されずポーンと現場に放り込まれる感がすごい作品だ。精神的続編である8番乗り場も発売されているし、人気にあやかれと似たような作品が雨後のタケノコ状態となった。
こんなことを書いておきながら、実は僕は未プレイだ。今年は今年で遊ぶゲームが多すぎる。今はP3Rエピソードアイギス終盤をとろとろやってます。
18.はて?(知ってる)
NHKの朝ドラ「虎に翼」の「はて?」は、主人公の寅子が疑問や戸惑いを感じた際に発する口癖です。この言葉には、社会の理不尽さや男性優位の時代への疑問が込められており、視聴者からの共感を呼んでいます。
脚本家の吉田恵里香さんは、「はて?」を通して世の中の疑問を提起し、対話を促す意図があったと説明しています。また、この言葉は現代社会を生きる人々の「はて?」とも重なり、時代を超えた共通の思いを表現しています。
僕の所感
放送中はSNSで「はて?」「とらちゃん」「とらつば」という単語を見かけない日は無いくらいだった。
僕はキャリアだった母がいるのでここら辺の思いは理解出来る。理解出来るが、どうもこのウケは現実の自分のままならなさを投影しての内容が多く、個人的にはそれこそ「はて?」が多かった。蓮舫まで時と場所と立場をわきまえず「はて?」と口にしたので、やはりこの程度なんだなあと失望が確定的になった。結局、これに触発されても一過性のはしかでしかなかった。
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