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オーバーツーリズムって言葉使われ過ぎだよね

オーバーツーリズムという言葉は、日本では今年から流行るようになってきた。

少し昔に意識高い系ワードというものがあった。

これは、コンサルティング会社の人が常用するような語彙を、過剰にいつでもどこでも使うような節操の無い用法を揶揄するものだった。

どうも、オーバーツーリズムという単語は、これと似た陥穽に陥っている気がしてならない。

確かに、特定の観光地に観光客が過剰に集まり、地域住民の生活や自然環境、景観に悪影響を及ぼす状況は望ましくない。

モラル低下や文化的な衝突もあるだろう。

しかし、日本国内で言うオーバーツーリズムは、別の文脈で使われている。

「観光客としてやってきた大勢の外国人が迷惑をかけている。奴らは厄介者だ。お金だけ搾り取ってやれ。」そんな心の持ちようが透けて見える。

一部の観光地で許容人数を超えた観光客が押し寄せたり、マナー的にアウトなことをしている人がいるのは事実だ。

しかし、それだけを取り上げてヘイト感情を煽るマスコミの言葉を鵜呑みにするのは危険だ。彼らは、嘘は言わないかもしれないが尺度を意図的に操作する。

僕も観光業界の人ではないから実態は把握できていないが、眉に唾し事実を追いたい。

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だっく@ニュース評論ホリック
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