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砂糖黍について詳しいことが分からないインターネット

割と名称としてメジャーなのに、細かな情報が殆ど無い、
更新される品種情報と栽培技術と黒砂糖についてしかないんじゃないか?
・・・そんな感じ。

しかしとにかく今日は暑い、陽射しは殺人的、天気予報も言うことないね?

大きくなった状態の事は割と書いてある。
ただ萌芽~発芽後の状態について、特に見分けとかそういう事はどうももともと困難としても特に見当たらない。
そもそもサトウキビ人口なんてそんなものと言えばそんなものかもしれませんが。


何が知りたいかというと、昨年サトウキビと竹糖を育ててみて、
越冬半分以上失敗。
そんなだから掘り起こしてまで調べるという事を基本したくない。
ある程度元の茎が見えているものは大きさで区別出来るとして、見えてないもの、生育不良不順で余り太らなかったもの、その場合の区別がつかなくなってきたというのがこの疑問のそもそもの原因。
(つまりラベリングの重要性・・・かな?)


因みに竹糖というのは和三盆の原料となるサトウキビ種で
概ね香川徳島に残る在来の細いサトウキビのこと。
沖縄に知られるサトウキビ以前は割と温暖な地域で
細々と存在したらしいもののそういう情報さえほぼ検索出来ず…。

対してサトウキビである、のでである。
沖縄に江戸時代辺りに来たよん♪・・・でもその頃は竹糖と同じような細い品種が主だった、
それが明治時代に大きい太い品種が海外から、導入過程的にはどうやら大体台湾経由で沖縄~鹿児島にやってきた、栽培方法も色々と工夫してやってきた、という流れ。


どうも殆どこの20~30年の話しかネット上に上がってこない、理由が多分ある。
沖縄のもので農作物で特に一般人が家庭菜園レベルで積極的に育ててきたりしてない、という事情。
あとは沖縄のインターネット発信力とか高齢化等含めそもそもの把握率の低さ。

栽培農家が奨励品種を主に育てるので特に今何を育てているか知らずに居たり気にせずに栽培することがそれほど珍しくないっぽいという品種関連のSNS情報から察すれば、外観上の見分けがプロでも難しいんだろう、そしてその為の品種判別技術の開発・・・なんてのも品種で検索していると出てくるのでやはり推して知るべしの部分があると思う。


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で、今端的に知りたいのは株下が赤っぽい、紫っぽく成長しているのは
竹糖なのか、サトウキビなのか?

この程度の事が画像も少なくて本当に分からない。
・・・竹糖の方がサトウキビよりさらに情報が少ない。
・・・竹糖は和三盆の為に存在している状態で特に品種改良の対象ともなってなかったからではないか?
(品種を替える/変えると同じ製法でも和三盆にならない、またはその味にならないという事情。)


色は単に偶々陽当たりなどの関係か?・・・という事もあるから
虫眼鏡や顕微鏡レベルの判別か、ある程度育った段階の葉の形状、
幅などが違うかもしれないとはいえ、そういう比較情報も無し。

あとは節のどの辺りから生えてきたか、とかもあるのか無いのか?


・・・この翌年用に、というのと砂糖用にというので
伐採時期が違うよ…というのが昨年知らなかった。

糖度が乗ってくるのは12月、本州以北で言えば枯れる寸前に近い?時期。
ところが、新芽が発芽し易い時期は10月秋口に保存したものでしかも先端の方が萌芽性が良いと。

その保存の仕方も、シンプルに土に埋めるのが確実性高いのかな?・・・というタネ用食用ともにサトウキビには保存性の低さという弱点がある。
乾燥とカビ、当分水分が多い為の自発酵、低温による枯死、

室内で新聞にくるんでダンボール・・・がよくなかった。
伐採時期も既に悪かったにしても。

取り敢えず清潔に置く為に
しっかり洗浄するかしっかり拭いたりする方がよい。


・・・ただ今度新芽を促すにあたって過湿もよくないらしいとすると
結構土も選ぶのか?・・・まあその辺は流石にこっちの手抜きにしても。


という事で検索情報の大まかなまとめ。

・サトウキビは品種改良が進んで大体固く大きくなっている。
⇒ 発芽・萌芽能力について  もしかすると元々は沖縄でも寒かった?

昔の品種が消えた理由に栽培が難しいとある一方、
どう難しいかは余り具体的でない。
古い品種は発芽温度が少し高いのだとすると難しい意味が分かる?
もう一つは脇芽が増え易いかどうかという分げつ性。

これ、竹糖の方がサトウキビより元々の分げつ性が高いのであれば
結構見分け材料になるんだけど?

これも温度栄養状態など
本体の体力によるところが大きいだろうから何とも言えず、
ただ改良の方向性の一つにはなってた模様。


そんな感じで何も分からず、ただ成長待ちに。


太茎種が一番古いっぽく出てるけど、これがなんであるか?
これは沖縄の改良の砂糖の豆知識的な記事群から現在は
POJ2725というジャワの品種を差しているだろうと推定されるそうです。

で、更にそこに色違いの話もあって、
それは同一種なのか別種なのか、それ以上はもう分からない。
ただ、それ以前に導入に失敗したハワイ系品種があって
個人的にそういう情報を総合すると色違いはそちらの
ローズバンブーだったのではないかと推測する訳ですが
いかんせん実物の写真も話も無い…。

(ブラック何とかとかなんちゃらストライプとか結構名前で…イメージが?)

ただもう一つ、古い品種の多くはどちらかというと節が短いようで
これだけが沖縄日本復帰後から平成の改良品種の決定的な違い、なように
一定の結論を導く訳ですが、これまでの話の通り比較情報が殆ど皆無。

問題は、九州・四国~本州にも歴史上多少は栽培地があって、
どういう品種がどの程度どういう地域に渡ってきたか、
ネットのものしりが又聞きなり目撃なり上げててもいいのに、無くて、
こういう疑問の答えがもはや研究レベルの所にしかなさそうだ…という、
それだけのことをまあまあ長々と書きました。


変わって最後にお米の豆知識。

温湯消毒というお湯を使った種もみの消毒方法でしっかり乾燥していれば
従来より温度が高くても出来ることが判明としたというもの。


65℃を完全に10分キープしたとは言えないものの63℃以上は守った

積算100度で発芽らしいから、寒い時期だと1週間10日ぐらい、
最近なので3日目で発根の兆し、今日には殆ど発根してたので
発芽に関してそれほど影響を感じない、は本当なんじゃないかと思います。

因みに常温で保存した種もみは梅雨時を境に急速に発芽力が落ちるらしいです。
・・・でも米俵の米は昔何十年後でも発芽するって言われてたとか。

・・・これも今となっては知る術はないですが。
(それぐらいは研究・保存してるかもしれませんが。)

**カメムシにつつかれて白点米になってるけど、昨年のバケツ稲…。


米の方はいくらでも色んな情報や逸話が出てくるんですけどね。


あとは・・・大事にすると失敗する。。。という教訓。
(結局のところ昨年買ったサトウキビの品種不明というのを解決したかった。)

忘れてたぐらいが生命力的には丁度いいというかなんと言うか、発芽前後の弱さ、再起不能的弱化、病気感染、気にして観察すると枯らす訳です。


気になる疑問をインターネットが解決しない時代、
インターネットは辞典にも図鑑にもならずに終わるのかもしれません。



追記  2か月近く経っての可能性のある変化・・・色が悪いのは気になる
(どうも植物の最初の良い状態は白)

 

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