「ベンザブロック」と「便座ブロック」~少年 vs 便座ブロッカーの死闘~
現在、真面目な内容の電子書籍を執筆しており、頭がアクセルホッパーになりそうなので、ちょっとふざけたことを書きます。
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『ベンザブロック』
これは、よくCMで放送されている武田コンシューマーヘルスケア(武田薬品)の、風邪薬であり、同社の代表的な商品のひとつである。
しかし、俺は、子供の頃から、その名前を聞くと、どうしても笑ってしまう。
「便座?便座ブロック」(笑)って何やと。
これを読んでくれた方も、99%の人間がそう思うだろう。
内閣総理大臣も、ヤクザの親分も、ノーベル賞学者もそうだろう。
風邪薬なのに『ベンザ』『ベンザブロック』。この違和感は半端ない。
それだけ、『ベンザブロック』という言葉の破壊力は強大である。
しかし、普通の人間はそれで終わる。
子供であればひとしきり、笑って、大人になったら忘れる。
大人であれば、クスッと笑って終わりだ。
くしくも、
俺が、初めて『ベンザブロック』や『ベンザシリーズ』のCMを見たのは、“うんち“、“おしっこ“で笑えるような小学校低学年の頃の、クリクリ少年ボーイズ時代である。
だから、普通であれば、このボーイズ時代に笑って、成長するにしたがい、忘れていくはずだった。
もっと、大切なことで、頭がいっぱいになるはずだった。
しかし、俺は違った。
俺は、アホであり、謎マンであった。
いや、俺は賢い。
しかし、しょうもないことで笑ってしまうような謎マンでもあったのだ。
だから、
ランドセルを卒業しても、高校生になっても、成人しても、イイ大人になっても、あのCMを見て、最後に商品名を決め台詞のように叫ぶシーンでは、失笑を禁じ得なかったのである。
しかし、俺、いや、私も成長し、大人になった。
私は、いつしか、『ベンザブロック』では笑わなくなり、日々、もっと大切なことに目が向くようになった。
私は、ベンザブロックのことを忘れていた。
もう、何も感じることもないだろう。
そう思っていた。
そんなある日、風呂に浸かっていると、ふと、『ベンザブロック』という言葉が頭に浮かんだ。
懐かしくなった。
『ベンザブロック』に思いを馳せた。
すると、今まで、【思いもしなかったようなイメージ】が頭に浮かんだ。
それが、この動画である。
【便座を巡る、少年と、卑劣な悪の化身『ベンザブロッカー』の死闘】
大人になって、『ベンザブロック』を、自然なものとして受け入れたはずだった。
しかし、そうではなかった。
俺は、大人になったことで、『ベンザブロック』に新たな息吹を与えたようだ。
俺は、今日もベンザブロックで笑うだろう。
春風のような生暖かい、気持ちの悪い笑顔で。
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