
はじめまして。適応障害、休職に至った経緯をお話しします。
現在社会人2年目、2024年5月半ばから休職し、11月半ばから復帰予定です。
私が、休職した経緯をお話しします。
1年目は地元で働いていました。
2年目になると同時に転勤。
見知らぬ土地、新しい環境への不安と期待が入り混じっていました。
転勤先は、営業部。初日から感じた違和感。
部員全員が同じ志、『成長するため』が口癖で朝早くから夜遅くまで、土日も働いていた。
私の会社は月30時間に残業時間を抑えろという表向きホワイト企業であるため、それ以上の残業はサービス残業。
宗教味を強く感じた。
上司からは配属早々『死ぬ気で働け』『いつまでも新人ぶるな』と言われっぱなし。
早くみんなに追いつきたい。そんな気持ちで家へ帰っても商材について勉強。土日もメールは鳴り止まない。全然気が休まらなかった。
配属されてから2週間ほどで体に変化が起きはじめた。
ご飯が食べれない。朝ごはんを食べてもすぐに戻してしまう。通勤途中も涙が止まらない。
体重も1ヶ月で8キロ落ちた。
仕事中も上司からの指示が全く頭に入ってこない。家に帰っても時間はあるのにお風呂に入る事ができず、メイクも落とさず横になる。
しかし、中々寝付けず、朝も日の出前に目覚める。
何日もお風呂に入らない日が続き、いつしたか分からないメイクで、そして髪についたフケを払って出勤という今では考えられない程になっていた。
地元にいる友人、恋人に近況をLINE、電話で話すととても心配してくれた。
早く状況を変えた方がいいと。
だが持ち前の明るさでどーにかなる!と言い続けていた。
もちろん部の人には中々言えなかった。
理由は明確にある。
それは配属早々に言われた『誰もが辛い道を通る。諦めずに乗り越えた先に得られるものがあるから死ぬ気でがんばれ』と。
自分が弱いだけ。早く今の環境、状況に慣れたい。そんな思いでいっぱいだった。
しかし、限界がくる。
GW明けて1週間したある日、上司との1on1で、『最近調子どう?』の言葉で自分のダムが崩壊した。
その一言で大号泣。今の気持ちを上司に打ち明けた。
しかし上司からでた最初の言葉は『急に泣き出すなんて女優じゃん。俺のせいで泣いてるみたいに思われるから泣くの辞めて』
頭が混乱した。さらに追い討ちをかけるかのように『今は暇だからネガティブな事を考えてしまう、もっと忙しくなればそんな事を考える暇さえなくなる』『寝れないなら睡眠薬飲むか酷く疲れるまで運動すればいい』と。
今の時代にこんなことを言う人がいるのかと逆に吹っ切れた。
自分を犠牲にしてまでこの人の下で働きたくないと。
すぐに人事に相談。産業医に事情を話し、精神科を受診。
適応障害と診断されトントン拍子に休職へ至った。
11月からは1年目に働いていた部署に戻り復職する予定。
休職中に様々な本を読み、会社員ではなく自身で事業を立ち上げたいと思うようになった。
夢へ向かって小さいが一歩ずつ踏み出していきたい。
夢を持っているみなさん。休職中の皆さん。私たちのペースで、より幸せで豊かな人生にしていきましょう。
心より願っています。
幸あれ。