読書タイム015~世界一流エンジニアの思考法~
企画職時代には、物事の考えた方について、色々と悩んだものです。
久しぶりに思考法のテーマで手に取りたくなったのがこの書籍。
ネタバレ注意です。
結果として、2つの気づきにつながりました。
1.「Be Lazy」という考えた方
2.試行錯誤は悪とは
まず一つ目の「Be Lazy」という考えた方。
いい意味でずる賢くなれ!というように解釈しました。
時間をかけずに価値を最大できる仕事のやり方を習得すれば、間違いなく貴重な人材になれる。あるいは、最小限の努力で価値を見出せると人材になれる。
IT業界では、アジャイル開発という開発手法が登場し、私もこの考え方に生産性が上がるヒントがあるのではと思い、絶賛実践中。
小規模な部署なので、じっくり考えている暇はない。業務に追われる日々なので、試行錯誤を続けていくのがよいやり方だと考えていた。
ところが、二つ目の「試行錯誤は悪」ということが述べられていた。
システムエンジニアにとっては、色んなを試すよりもいわばターゲットを絞って仮説検証を小さく回し、改良・改善していくのが、品質も上がる、納期も守ることができる、といった考えがあると知って、正直驚いた。
といっても、すべてが失敗になっては、時間がもったいない。しかし、そこから何かしら学びが得られれば、よしと考えられると感じた。
仮説検証の重要さに気づいていれば、やる範囲を絞って、小さなチャレンジを積み重ねていくことが成功の近道だとわかるはずだ。
結局のところ、試行錯誤もやり過ぎは禁物ということを学んだ。
以上から、思考法をアップグレードすると、そのときの課題に合った解決策への道標を見出すヒントが得られ、よい学びになった。
知識を売りにしていると言っても過言ではない法務部門担当者。
考える術もしっかり身につけていきたし、その時々で選択肢を示せるよう、色んな思考法を持っておきたい。
皆さんも自分なりの思考法をお持ちでしょうか。
2024年3月 クロ
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